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ブックマーク / heatwave-p2p.hatenablog.com (115)

  • 最近の若者に殺される文化などない - P2Pとかその辺のお話@はてな

    ■ 最近の若者は日文化を殺そうとしているのではないか ってエントリを読んで。伝統となった文化と今を生きる文化とは同列に語れるものではないし、その価値も縦断的、横断的に見て一様なものではないと思うんだよなぁ。 伝統文化に関しては、浅学なのでなんとも言えないけれど、それを守っていくだけの価値はあるんだろうなぁとは思う。 その一方で、今を生きる文化って、世代や文化を越えてフラットなものではないし、それぞれの層で時々刻々と変化を続けている。その中で生まれた文化らしきものが廃れたり、大きく変わってしまうことは時として残念なことではあるけれど、それはそれでしかたないことなのかなと思う。 もちろん、そう思うのは自分にとって愛着のあるものだからこそであって、自分にとってどうでもいいものなら、ビックリするほど残酷だったりもする。たとえば、ケータイ小説だってある種の文化らしきものとして見ることができるかも

    最近の若者に殺される文化などない - P2Pとかその辺のお話@はてな
    koizuka
    koizuka 2009/03/11
  • 「違法アップロードするな」ではなく「合法的にアップロードしようぜ」と言おう - P2Pとかその辺のお話@はてな

    独断と偏見で言い切るの巻。 Happy Music Cycleキャンペーン JASRACやレコ協、芸団協らが私的録音補償金協会からの助成を受けて行っているキャンペーン、Happy Music Cycleが個人的には癪に障る。 ■ Happy Music Cycleキャンペーン公式サイト 誰がキャンペーンを行っているのか、ということを考えれば、しかたないことなのかもしれないけれど、トップページのフラッシュからしてこれ。 個人的には、エルマークのない音楽サイトJamendoから合法的に音楽をダウンロードしているので、こんなことを書かれてもクソッタレとしか言いようがない。もちろん、私のような人間は国内ではマイノリティだからなのかもしれないが、エルマークのないサイトからはダウンロードするな、と多くの人に訴えているとも読み取れて気持ちの良いものではない。 私なんかは、アーティストがCreative

    「違法アップロードするな」ではなく「合法的にアップロードしようぜ」と言おう - P2Pとかその辺のお話@はてな
  • 必ずしも「作品への対価=お金」ではない - P2Pとかその辺のお話@はてな

    少なくとも私の観測範囲にいる、一部のインディペンデントなミュージシャンたちにとっては。 最終的に対価を払うかどうかを決めるのは消費者です。 欲しくもない物に対価を払えという強制は出来ません。 しかし、対価を払いたくなるようにする、その道筋作りはしたい、というのが心情です。面白い作品、素晴らしい作品は読んでもらいたい・聞いてもらいたいわけです。 その対価を払いたくなるくらいに気持ちを高めさせる手段はやっぱりあるんじゃないかなとは思います。思いたいです。 作品に対価を払うことは、自分のためになる。胸をはれ! - たまごまごごはん おそらく、既存のメディアや、その中でアテンションを集めることのできるプレイヤーにとっては、これは真実であるのだろう。ただ、供給過多のオンライン環境でミュージシャンとして生きていくことを決意した人達にとっては、これまでのような考え方は当てはまらない部分もあるのかなと思う

    必ずしも「作品への対価=お金」ではない - P2Pとかその辺のお話@はてな
  • Adsenseの斜め上の使い方 - P2Pとかその辺のお話@はてな

    Adsenseの話を聞くといつも思い出すのは、TorrentFreak.comがTorrent101、TorerntQ、BitRollなどのマルウェアクライアントのサイトに出したAdwords広告のお話。 TorrentFreakは、BitTorrentやファイル共有コミュニティに関するニュースを伝えるブログ。彼らはそのニュースの中で、BitTorrentクライアントを騙ってマルウェアを仕込もうとするTorrent101、TorerntQ、BitRollなどの偽クライアントに騙されないよう警告を発し続けている。 これら偽クライアントのサイトはAdbriteやTargetpointといったコンテクスト広告を利用して、さまざまなBitTorrentサイトに偽クライアントの広告(たとえば、右図のような広告)を出し、そこからユーザを引っかけてはマルウェアを仕込む、という手口を利用していた*1。 T

    Adsenseの斜め上の使い方 - P2Pとかその辺のお話@はてな
  • メモ:CGMの限界と可能性 - P2Pとかその辺のお話@はてな

    ■ 小寺信良の現象試考:「一億総クリエイター」という勘違いに至る道のり (1/3) - ITmedia +D LifeStyle ■ そこにはクリエイターもコンテンツも存在せず、ただうp主と神動画が存在するのみ - E.L.H. Electric Lover Hinagiku 上記の記事を読んで思ったことの殴り書きメモ。一気に網羅できるものではないだろうけど、いつから続きを書きたいな。 CGMの向かう先には… CGMには個々人のリソース*1の集積が必要 コミュニティ内のマジョリティ(集合的により多くのリソースを投資できる人々)がコミュニティ内のメインストリームとなる "fun(楽しさ)"によってドライブされるストリームは制御し難い 高い凝集性は素晴らしいエクスペリエンスを提供する CGM内のマイノリティは放逐される(個人の消極的選択の結果 and/or マジョリティの排他性) CGM内のコ

    メモ:CGMの限界と可能性 - P2Pとかその辺のお話@はてな
  • 違法アップロード問題:「検索できない=存在しない」けれどリーチする経路は多様にある - P2Pとかその辺のお話@はてな

    ビデオ共有サイトに違法にアップロードされたコンテンツ*1は「存在していても、誰もが簡単にアクセスできなくする」ことで、対策としては十分に効果がある、と一昨日のエントリでは書いたのだけれど、今回はその続きというか補足。はてブにてコメントをもらったので、そちらを参照しながら考えてみる。 nekora Youtubeとニコニコだけ消せれば充分でわ 私も現状ではその程度の対策で十分効果的かなとは思います。 NOV1975 コストがそれほどかからない方法でおおざっぱに狩って、残りは放置(たまに摘発)でカジュアルユーザー狩りが出来ればほぼ目的達成かな。潜在顧客でない収集マニアは放置で。 まさにそんな感じです。「潜在顧客でない収集マニア」を相手にするな、とまでは言いにくいですが、それでも違法アップロードされたコンテンツを利用している層が、そういったマニア層に限られるのであれば、対策としては十分だろうとは

  • 音楽データはローカルになければならないのか - P2Pとかその辺のお話@はてな

    テレビ、ラジオ、CD、音楽配信、オンラインストリーミング…などさまざまな経路であなたは音楽(Recorded Music:録音物)を聞いている。この中で、音楽に対して直接ペイ(Pay:お金を支払う)としたら、おそらくCDか音楽配信であろう*1。 しかし、なぜ私たち*2は、これらのものにお金を支払うのだろうか。音楽が聴けるなら、ラジオでもテレビでもMySpaceやPandoraのようなオンラインストリーミングでもいいじゃないか。でも、お金を支払うのだから、それとは違う価値あるエクスペリエンスがそこにあるのだろう。私は、その価値あるエクスペリエンスの1つが、音楽に対するコントローラビリティに由来していると思っている*3。 音楽配信は、我々に「我々は音楽の何にお金を支払っているのだろうか」という疑問を提起した。そして、そのコントローラビリティを取り巻く変化の可能性が、この問いに対する更なる疑問を

    音楽データはローカルになければならないのか - P2Pとかその辺のお話@はてな
  • どこまでやって良いのか、という著作権教育も必要だよね - P2Pとかその辺のお話@はてな

    当に違法なことなら「できない」と明確に答えるべきだが、必ずしも違法とはいえないことまで、後ろ向きな回答が目立つ。著作権法は当にそんなにネガティブなものなのか。 (中略) 法律が禁止事項を定めるのは、手段なのである。禁止された行為が行われないことによって、人々は安心して暮らすことができる。そして、禁止されていない行為は確信を持って自由に行える。そういう自由な社会にすることが真の目的なのだ。 (中略) 法律家の仕事は、「やってはいけない」行為が列挙されている法律を、「これはできる」や「こうすればできる」に翻訳することだ。「できない」を「できる」に的確に翻訳できるのが真の法律家なのである。 著作権法をポジティブに 法律家として、「やってはいけない」ではなく、「どうすればできるか」を提案しましょう、という趣旨の記事なのだと思うが、私も同感。その中で子供たちへの教育についても語られていたのだけれ

    どこまでやって良いのか、という著作権教育も必要だよね - P2Pとかその辺のお話@はてな
  • MADが広がりを持つとき・・・これがWeb2.0? - P2Pとかその辺のお話@はてな

    突然だけどAmazonで輸入盤見ようと思ったんですよ。そしたら、オルタナカテゴリーの一番上に・・・ Me First and the Gimme Gimmes!なぜ今ギミギミズなのか、となんだか吹き出しそうになったのだけれど*1、まぁCMかなんかで使われたのかな程度に思っていた。 そしたら全然違ってて、アイマスMADでアルバムの曲が使われてたんだね。 曲とは関係ないけど、こんなビデオ作れるってすごいね。鳥肌たった*2。 ただ、このビデオのニコニコ市場にはギミギミズのCDが無くて、アイマス関連商品ばっかりなのがなんだか残念なんだけど、最初の頃はあったのかな(末尾に追記しました)。まぁ、その辺は定かではないんだけれど、それでも誰かがこのMADを見てギミギミズのCDを購入したのだろう。 その結果が、Amazonの輸入盤オルタナカテゴリーのトップに表示されることになった、と。宣伝効果があるかどうか

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  • キモチの問題なんですけどしょうがないからオカネで解決してあげます - P2Pとかその辺のお話@はてな

    津田さんが絶望した文化審議会での里中委員・三田委員らの発言 - Copy & Copyright Diary のエントリを読んで私も絶望した。ただ、何度も何度も繰り返されているので、多くの人がまたかよ・・・と言う感じだろうから、あえて再び声を上げることにする。当は、実に面倒くさいんだけど。まぁ、読むのも面倒だと思うので、最初にこのエントリで何を批判するかについてまとめておこう。 一部の人たちのキモチを大事にしなさい、文化的に遅れている君たちがそれを表すことができるのは財産権の延長くらいだよ(大多数の人が犠牲になるのは当然のこと、企業も儲けを維持できる、と言うことには触れません、都合が悪いので) これだけ読んでくれたら、あとは蛇足だよ。あなたが思ったことを思った通りに書くだろうから。繰り言でしかないので。 当は金の話なんでしょ?キモチの問題だっていってるけど。 【里中委員】 みんなが経済

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  • ePiano.jpがJASRACにいくら支払うことになりそうなのかを考えてみる - P2Pとかその辺のお話@はてな

    字幕.in、予告.inでおなじみのSatoru.netの中の人が、オンラインピアノサービスePiano.jpの件でJASRACに問い合わせをしている件について。 オンラインピアノの事でJASRACに問い合わせ#1 - satoru.netの自由帳 なかなかやり取りも面白いんだけど、やはりピアノ演奏共有サービスというのは、ちょっと特異なものなので即答はいただけなかったご様子。 J:それは、危険ですね。。状況によっては、いったん、公開停止していただく事もできますか・・・? 俺:すみません・・はい、できます。 オンラインピアノの事でJASRACに問い合わせ#1 - satoru.netの自由帳 状況によっては、というのは、許諾もしていないサービスに管理曲が利用されている場合には、ということなんだろう。JASRACとしては、利用された分のお金を徴収するというお仕事を引き受けているわけだから、「危険

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  • 批判するのは結構だが、貶めようとするメンタリティにはついていけない - P2Pとかその辺のお話@はてな

    原爆ドームを背景に入れてエロゲの曲でダンスを踊っているビデオをニコニコ動画に投稿したことでえらい叩かれている女子二人がいると聞いて。 J-CASTニュース : 「原爆ドーム」背景に「パンチラ」ダンス ブログ大炎上、女子大生謝罪 個人的には、不快に思う人もいるだろうなぁとは思うけど、大事にするほどのものか?とも思わないでもない。不愉快です、とか気持ちのいいものではない、とかそれくらいを伝える程度でも十分相手には理解されるとは思うんだけど、それだけでは済まさないという人たちもいて、なんだかなぁとか思うわけです。学校持ち出して批判したりとかね。単におもちゃにして追い詰めたいだけなんじゃないかと。 もちろん、異を唱えるなというわけではない。いわゆる「炎上」が問題にされることも多いけれど、個人的にはたくさんの人がコメントする、批判すること自体にはそれほど大きな問題はないと思う。1,000人の人が、そ

    批判するのは結構だが、貶めようとするメンタリティにはついていけない - P2Pとかその辺のお話@はてな
    koizuka
    koizuka 2008/08/28
    同感
  • JASRAC、ビデオ共有サイトTVブレイクを提訴 - P2Pとかその辺のお話@はてな

    TVブレイクと聞いて、ギミア・ぶれいくとか日ブレイク工業何かを思い出してしまった私は少数派なんでしょうか。実のところ、このサイト、全く知らなかったですよ。で、今日も酔ってますよ。 ビデオ共有サイトがJSARACに訴えられる JASRAC、動画共有サイト「TVブレイク」提訴 1億2800万円賠償求める - ITmedia News JASRACがパンドラTVを提訴--著作権侵害動画の削除要求拒否で:ニュース - CNET Japan JASRACが動画共有サイト「TVブレイク」提訴、賠償金1億2800万円 米国でもYouTubeがViacomに訴えられてドンパチやってますが*1、日だとどういう扱いになるのだろう?というのは疑問だった。米国ではビデオ共有サイトは、DMCAに則って削除通知(Cease & Desist notice)があった場合には、迅速に削除に応じる、という建前があって、

    JASRAC、ビデオ共有サイトTVブレイクを提訴 - P2Pとかその辺のお話@はてな
  • 自然死するような制度ならもう用済みってことなんじゃ - P2Pとかその辺のお話@はてな

    椎名氏は、これについて「制度の自然死を狙ったメーカー側の時間稼ぎ」と断じている。 「メーカーは補償金制度の自然死を狙っている」--権利者団体が厳しく非難:ニュース - CNET Japan はい、最初から揚げ足取りです。JEITA vs, 権利者の話。 しばらく休んでたし、酔っぱらってるので飛ばしますよ ダビング10(笑)。 「『どのような複製がなされるか予見可能であることと、経済的な不利益が発生しないこととはどう結びつくのか』とJEITAに質問したところ、得られた回答が、『著作権保護技術(DRM)が施されている場合は、契約で許諾する私的複製と同じであり、補償の必要はない』というもの。これでは質問に対する答えになっていない」(実演家著作隣接権センター運営委員の椎名和夫氏) 「メーカーは補償金制度の自然死を狙っている」--権利者団体が厳しく非難:ニュース - CNET Japan 経済的な不

    自然死するような制度ならもう用済みってことなんじゃ - P2Pとかその辺のお話@はてな
  • いただけない発言をどうすればいいのか問題を考える - P2Pとかその辺のお話@はてな

    排除する、というのはどうしても難しいので、もうすこし至近的な目標として、見えなくしてしまうという手もあるのかも、と思ったりする。YouTubeやDiggなどではいただけないと評価された発言を見えなくする、という機能を用いている。 YouTubeの場合 "Anti-Piracy Ad from The IT Crowd"というビデオのコメント欄より。 YouTubeのコメント欄では、他のユーザからの評価を受け付けている。評価基準は単純でそのコメントが"Poor"(イマイチ)か"Good"(ナイス!)かを判断するというだけ。そうした他ユーザからの判断(Good - Poorの値)によって、上記の画像にあるようにデフォルトでのコメント表示に制限がかけられている。 ただ、それでも見たいという場合には、クリック1つで表示することもできる。 当然ながら、このコメントにマイナス評価を付けた人はチャイルド

    いただけない発言をどうすればいいのか問題を考える - P2Pとかその辺のお話@はてな
    koizuka
    koizuka 2008/07/07
    slashdot風モデレーションを要望しているようだ
  • アニメのファンサブのお話 その3 - P2Pとかその辺のお話@はてな

    アニメのファンサブのお話の第3弾です。今回もいただいたコメントを元に、いろいろと考えてみたいと思います。 mohno 出遅れた。アニメフェアで「NO MORE ファンサブ」ってやってた。「熱心なファン」なら、迷惑掛けているとわかった時点でやめればよいわけで。お前はストーカーかと。 おそらくコアなリリーサーとしては、彼らなりの「論理」があるのでしょうから、完全には迷惑だとは思っていないのでしょうね。私としても、そうした人たちの過去の実績を過度に軽視するつもりはありませんし、その一方でそうした行為自体が違法行為であるということも認めねばならないことだと思っています。ただ、それが一定の範囲で黙認されてきた背景として、海外での正規リリースの事情や、コンテンツホルダー・地元ライセンサー・ファンサバーのつかず離れずの関係が成り立ってきたからかと思っています。 しかし、そうした状況が未来永劫変わらないと

  • 日本で違法ファイル共有ユーザに対する民事上の追及がほとんどない理由 - P2Pとかその辺のお話@はてな

    先日「日じゃ違法ファイル共有ユーザに対する民事での追及ってほとんどないよね」というエントリの中で、なぜ日では違法ファイル共有ユーザに対する民事訴訟があまり行われないのか、という疑問を投げかけてみたところ、レスポンスをいただいたので、ここにご紹介するよ、というはお話。どうもありがとうございます。 id:sonota88さんから、ブクマコメントにて以下のエントリを紹介していただきました。 ■ 【MiAUの眼光紙背】第6回:一罰百戒をねらって潜在的な権利侵害者を生み出すだけで良いの?(真紀奈) id:mohnoさんには以下のエントリにてレスポンスをいただきました。 ■ mohno : 著作権侵害と民事と刑事 いずれもコストや制度的な問題*1、風土の差異が存在しているためではないか、というところでしょうか。 mohnoさんへのご返信 懲罰的賠償金については、なかなか私自身の考えがまとまらないと

  • Google対Viacom、ユーザログ提出命令の目的と限界について - P2Pとかその辺のお話@はてな

    Google vs. Viacomの10億ドル訴訟にて、裁判所がGoogle側にYouTubeのビデオの閲覧情報、ユーザのIPアドレス、ユーザ名等*1のYouTubeユーザアクティビティに関する情報をViacomに提出するよう命じた。 これに対して、TechCrunchなんかは過剰に反応している節もあるので、もうちょっと冷静に見てみたいと思う。 私は謹んで申し上げるが、Stanton判事は大バカ者だ。一方、Googleがこのデータを引き渡したが最後、膨大な集団訴訟の嵐に直面することになるだろう。 TechCrunch Japanese アーカイブ ? Google対Viacom 訴訟で連邦地裁、YouTubeのユーザーをオオカミに投げ与える 確かに、最初にこの話題を知った時には、私もそう思った。ただ、実際にYouTubeがViacomに提出したデータは、この命令の背景となった目的以外には利

    Google対Viacom、ユーザログ提出命令の目的と限界について - P2Pとかその辺のお話@はてな
  • 他の国がどうとか今の著作権法とかは関係ねぇ、MADは認められるべきだ - P2Pとかその辺のお話@はてな

    ニコニコ動画がMADに対するスタンスを明確にしたとかなんとか。現行の著作権法では認められていない部分であるのだから、著作権者が権利を行使して削除を求めるということ自体には何ら問題はない。 これを持って「権利者は我々の敵だ!」「これでユーザを敵に回したな」と考える人が出てくるのもわからんでもないのだけれど、権利者自身が素材としての利用を認めてるわけはないわけで*1、その利用を事後的に公に認めるも、黙認するも、対応を留保するも、削除を求めるも著作権者の考え次第。少なくとも制度はその行為を是認している。 こうした議論の中で、「権利者はMADを認めるべきだ」「MADにはそれを知るきっかけとしての意義があるのに」という意見や、「違法なことなのだからしょうがない」といった意見が散見される。確かにそう思うところもあるのだが*2、少なくともこういった主張は、現行制度における著作権のコントローラビリティの問

    他の国がどうとか今の著作権法とかは関係ねぇ、MADは認められるべきだ - P2Pとかその辺のお話@はてな
  • アニメのファンサブのお話 その2 - P2Pとかその辺のお話@はてな

    前回のエントリを要約すると、ファンサブはアテンションを集め、維持することに寄与するものの、そのコミュニティが拡大、変容することで、ペイにつなげにくくなっているのではないか、って感じです。 はてブコメントへのご返信 kaminari-boo 「コンテンツへのアクセシビリティの改善」これはアニメーション・ファンサブに限らず、どんな商品についてもいえることだと思う。入手までの(時間を含めた)コストで勝負、でいいかしら? 私もそう思います。少なくともWeb上で考えても、世界中には膨大な数のコンテンツが存在しているわけですが、ことアクセシビリティでいえば、その大半はユーザの能動性に依存している部分があります。ユーザの能動的なコンテンツへのアクセスを期待するというのは、ユーザにある種のコストを支払ってでもそのコンテンツへのアクセスをさせること、とも換言できると思っています。 もちろん、コアな人々だけを