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長崎県知事選挙で、自民党・公明党推薦の候補が当選した。一時の民主党の勢いが止まりつつあると捉えて良いだろう。新聞記事によると、内閣支持率がさらに低下をして3割台になったのこと。早速「与党の政治とカネの問題が響いた」といった解説が聞かれている。自民党の支部長として素直に受け取れば、喜ぶべきこと、励みにするべきことかもしれないのが、正直あまりそう思えないのは、何故だろうか。 過去、総理大臣が交代するたびに支持率が上がり、いずれ徐々に落ちていくというパターンが何回繰り返されただろうか。小泉政権のみ、拉致問題での成果や郵政解散で支持率をあげることに成功したのが唯一の例外だ。その他の内閣では、交代時に支持率が上がり、あとは常に下がるのみというパターンが森内閣以降ここ10年以上定着している気がするのは気のせいか。そして、それが民主党政権になっても繰り返されるとするならば、特定政党や特定個人にその原因を
1968年愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、伊藤忠商事勤務を経て、英国ウォーリック大学大学院政治・国際学研究科博士課程修了。Ph.D(政治学・国際学、ウォーリック大学)。主な業績は、『逆説の地政学』(晃洋書房)。 政局LIVEアナリティクス 上久保誠人 「大物政治家に話を聞いた」「消息通に話を聞いた」といった大手マスコミ政治部の取材手法とは異なり、一般に公開された情報のみを用いて、気鋭の研究者が国内・国際政局を分析する。 バックナンバー一覧 自民党は「世襲制限」を掲げる方針の民主党に対抗し、国会議員の世襲制限について、次期衆院選から国会議員の親族が同一選挙区から連続して立候補することを禁止する方向で調整に入った。正式決定されると、小泉純一郎元首相の次男進次郎氏などが自民党公認では立候補できなくなる。 しかし、この世襲制限案は自民系世襲候補が無所属で立候補した際、党県連が支援できるな
‐【FNN合同世論調査】「世襲制限は不要」41% http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090427/stt0904271920011-n1.htm 与野党で世襲立候補の制限に関する議論が盛んだが、意外と有権者は冷めていている。意外と世襲に肯定的な世論が多いのには驚く。 こいういう世論調査はぜひ男女別に結果を出して欲しい。私は女性有権者の間で世襲に肯定的な意見が多いという素肌感覚がある。 ちょっと言いがかりみたいで、女性の方に不快感を与えたかも知れない。 ただ「民主党はなぜ女性に支持されないのか」というテーマでエントリーを立てた時に調べた時、女性は民主党若手議員にありがちなギラギラ感に嫌悪感を抱く、むしろ自民党の若手議員に多い世襲のプリンス議員に好感を抱くのではないか。「自分が自分が」という感じで政治家になる人より、気は進まないが周囲に押さ
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