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2022年12月31日のブックマーク (3件)

  • 極私的ベストバイ2022 - 高等遊民前夜

    終わりゆく一年を振り返るついでに、買ってよかったものを振り返る季節がやってきました。今年の前半は多忙すぎて疲れ果て、あまり消費活動ができなかったんですが、下半期からは残業代で得たお金を手にそれなりの散財をできました。いろいろ買ったものはあるんですが、人にもおすすめできるものを挙げてみたいと思います。マイナーに偏り過ぎないようにがんばります。 なお、アマゾンのリンクはアフィリエイトです。気になったら押していただけると、運が良ければチロルチョコを買えるくらいの収入が私に入ります。でも、押さなくても害はないのでスルーでも大丈夫です。気になったらポチポチしてください。 日用品編 KINTO ウォーターボトル 300ml Aeta ショルダーバッグ(S)PG01 長谷川刃物 ダンちゃん TAION ミリタリーベスト Johnstons of Elgin カシミアマフラー 無印良品 ラタンコースター

    極私的ベストバイ2022 - 高等遊民前夜
  • 日本はなぜ大戦中、秩序だった捕虜の扱いができなかったのか? | 日本軍の行動に浮かび上がってくる別の様相

    広範な文脈に照らして捕虜の経験を捉え直す 連合軍捕虜がきわめて残酷な行為と考えた平手打ち、強制的な行進、貧弱な米粥の事は、大日帝国陸軍の兵士にとってべつだん珍しいことではなかったのである。それにもかかわらず、日軍が捕虜虐待の嫌疑で監視兵を軍法会議にかけていたことは、注目に値する。 戦争中には、連合国政府に捕虜にかかわる情報を提供するための行政体制も大幅に拡充された。 日は、〈大東亜共栄圏〉構想の受益者とされていた中国、インドやフィリピンの捕虜が、日兵と同等もしくはそれ以下の扱いを受けてアジア諸国がどう反応するかということより、西洋諸国からの評価を重視していたのは明らかであった。 書は、一見すると矛盾しているこれらの行動を可能な限り広範な文脈に照らし、捕虜の経験を考察する。 そのなかには、国際機関に参加したり、欧米の植民地主義を模倣したりする形で、西洋とかかわり、競争しようとして

    日本はなぜ大戦中、秩序だった捕虜の扱いができなかったのか? | 日本軍の行動に浮かび上がってくる別の様相
  • 進化心理学と文化進化論(中尾央『人間進化の科学哲学』読書メモ) - 清く正しく小賢しく

    今回紹介するのはこちら。 中尾央『人間進化の科学哲学 行動・心・文化』名古屋大学出版会 人間進化の科学哲学―行動・心・文化― 作者:中尾 央 名古屋大学出版会 Amazon といってもここで取り上げるのは1,3,4章の内容(の一部)だけだし、筆者の理解もあやふやなので(また例によって手元にがない状態で書いてるので)、正確に/詳しく内容を知りたい人はshorebird先生の記事を読んでください*1。 shorebird.hatenablog.com さて、書はまず第1部で人間の進化に関する代表的な研究プログラム(第1章は進化心理学、第2章は人間行動生態学、第3章は遺伝子と文化の二重継承説)について科学哲学的に考察し、第2部では文化進化論を取り上げて(第4章はプロセス研究、第5章はパターン研究)*2、第3部では具体的なケースとして罰(第6章)と教育(第7章)の進化研究について考察する、とい

    進化心理学と文化進化論(中尾央『人間進化の科学哲学』読書メモ) - 清く正しく小賢しく