20世紀初頭の実験音楽から先端的エレクトロニカまで、音楽におけるノイズという現象を考察したポール・へガティ著『ノイズ / ミュージック』において、「テクノロジー」「プログレッシブ」という章立てとともに「メルツバウ」という項目がさかれるほどのノイズの象徴、Merzbowが、膨大にある作品群のなかから過去作を順次OTOTOYで配信していく。第一回目となる今回は、ノイズ・ファンに最も馴染み深い『Pulse Demon』『Venereology』から、従来のノイズ・ファンではない人からむしろ評価の高い『Merzbeat』『Merzdub』など計7作品を一挙配信スタート。リリースとともに、秋田本人への取材を敢行した。同書の言葉を借りれば「ノイズの化身であり、ノイズの〈ゴッドファーザー〉であり、ノイズの達人である」Merzbowこと秋田昌美に徹底的に迫っていく。ここから先に進むかどうかは、あなたの自由