コロナウィルスは現在中国で猛威を奮っており、この記事を書いている段階(2020年2月18日)で中国本土では7万人近くが感染しており、日本でも300人近い感染者が確認されております。特に感染の状況が酷く、封城(feng1cheng2、都市封鎖)されているのは湖北省を中心とした地域ですが、北京、上海、深センといった中国の大都市でも感染が広まっており、現地では警戒感が強まっています。 わたしは翻訳以外にも普段オンラインで中国の学生に日本語を教えるなどの仕事もしており、今封鎖地域を始めとする中国各地にいる学生と連絡し、その状況を直接耳にしています。それによると、日本と比べて現地の空気は深刻さを増しているそうです。 封鎖された北京のマンションの一室 現地の人は感染を恐れて一歩も外を出歩かない状況であり、地域によってはスーパーでの買い物も数日に一度家族の代表者一人が買い物ができるという状況のようです。