突然降って湧いた解散劇からはじまった今回の総選挙。解散にあわせて希望の党が立ち上がり、そこに合流することを決めた民進党と連合が、希望の党執行部と方針を巡って対立。そして希望の党に合流しない民進党の議員が中心となって立憲民主党が誕生するという怒涛の政局になりました。 解散から公示に至るまでの期間、希望の党のスタンスや、小池代表や地方自治体の首長の出馬を巡ってさまざまな憶測が飛び交いました。しかし蓋を開けてみれば、小池代表らは出馬せず、単に民進と連合が解体された状態で突入する「野党の分裂選挙」という構図になりました。各メディアの情勢調査では、希望と立憲が争う選挙区が増えたことが影響し、自民党が単独過半数となる233を大きく上回る議席を確保する見込みとなっています。 マスメディアからネット、現実社会での反応を鑑みても、多くの国民はイデオロギーや支持政党と関係なく、今回の選挙戦のドタバタを冷ややか
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