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2011年10月14日のブックマーク (2件)

  • 勁草書房『妊娠中絶の生命倫理』サポートページ

    ジョン・ヌーナン、「歴史上ほぼ絶対的な価値」(抄)(太田徹訳)。典型的なプロライフです。胎児も人間であって、人間の命には平等な絶対的価値がある、と主張しています。 ジュディス・ジャーヴィス・トムソン、「妊娠中絶の擁護」(塚原久美訳)。紹介さえ不要な超超有名論文。応用倫理学で一番有名な論文でしょう。ただし『バイオエシックスの基礎』では抄訳でしたが、今回は全訳しています。抄訳しか読まないでこの論文に言及していた人は 必ず 読みなおしてください。読みなおさずに生命倫理学の議論する人は今後インチキ生命倫理学者と認定される可能性があります。 バルーク・ブロディ、「妊娠中絶に関するトムソンの議論」(藤枝真訳)。トムソンの議論を「自己防衛」ととらえて攻撃しています。 ジョン・フィニス、「妊娠中絶の是非:ジュディス・トムソンへの応答」(小城拓理訳)。カトリック倫理学の立場からトムソンを全力で攻撃しています

    kolja
    kolja 2011/10/14
  • 「ウォール街占拠デモ」はどこまで本気なのか?

    ここ数週間、ニューヨークのダウンタウンで続いている「Occupy Wall Street(ウォール街占拠デモ)」は、先週末にはブルックリン・ブリッジでの無許可行進をめぐって大量の逮捕者を出すと共に、ニュース・メディアに話題を提供した形になっています。一部の芸能人や、経済界でも例えばジョージ・ソロスなどはある種の理解をしているようですが、ウォール街の関係者とも言うべき多くの経済評論家は、デモに対して非常に冷淡です。 いつもはアナーキーな「アブないオジサンのキャラ」で登場するジム・クレマー(CNBC)などは、今回のデモに関してはジョークを飛ばすどころか、3日の月曜には「奴らには何の主張もないんですよ。バカバカしいだけです。それにTVで取り上げると警察が悪玉で、逮捕された連中が善玉になっちゃうでしょ。報道で取り上げるのも問題ですよね」あるいは「強いて言えば、カイロの切羽詰まったデモというより、ア