ブックマーク / suumo.jp (3)

  • こころみつづける街、鯖江市 - SUUMOタウン

    著者: 森一貴 鯖江駅の改札を抜けると、「めがねのまちさばえ」と書かれた台座と、ささやかなメガネのモニュメントが出迎えてくれる。 2015年10月1日のよく晴れた日。僕はそのモニュメントを見て、僕が住む街が“めがねのまち”であることを初めて知った。 福井県鯖江市。福井市の隣に位置する、人口約7万人の中規模都市だ。主要産業はメガネフレームの製造。鯖江市民の7人に1人がメガネ関係の仕事に携わっているという。 (Photo by Rui Izuchi) なんにもしなくていい。「ゆるい移住」という実験 僕が鯖江に訪れるきっかけになったのは、鯖江市が2015年に主催した体験移住プログラム「ゆるい移住」。 当時の僕は東京での仕事を9月に辞め、4月からとあるNPOで働くことが決まっていた。半年間。これだけの空白期間を経験するのは、人生で初めてだった。留学しようか、世界一周でもしようか……。考えていた矢先

    こころみつづける街、鯖江市 - SUUMOタウン
    koma-chi
    koma-chi 2019/06/21
  • いつだって出町柳の鴨川デルタに助けられている - SUUMOタウン

    著: ゆりりー 十八の春、大学進学のために初めて訪れた出町柳。京阪電車の京都側の終点であることは知っていたけれど、行ったことはなかった。期待感とすこしの不安を持って駅の薄暗い階段を上ってゆく。地上に出るとぱっと明るくなる。目の前には立派な橋と二の川が交差する。川に空の色が反射してキラキラしている。桜の花が色めいている。人がたくさんいて、心なしかみんな浮ついた表情をしている。 なんだか素敵なところに来ちゃったな。 京都のことはすこしも知らなかったけど、そんなふうに思った。 それから十年近くが経つけれど、わたしはそこに住んでいる。 一年前に夫(当時は彼氏)と「川のそば」という条件で家をさがしていた。大学生のときも新卒のときも川のそばに住んでいて、その風景がとても気に入っていたから次も同じがよかった。そして何気なく見つけた築五十年の古民家。玄関の扉を開けたその瞬間から良い家の空気が流れていた。

    いつだって出町柳の鴨川デルタに助けられている - SUUMOタウン
    koma-chi
    koma-chi 2018/04/19
    読んでるだけで、仕事休んで一日じゅう川べりでぼけーっとしたくなりました。実際そうはいかなくても、そういうぶらぶらしたくなる街が近くにひとつかふたつあるといいんですけどね。出町柳みたいに。
  • 田舎が嫌いだったんじゃなくて、自分が嫌いだったんじゃないか【群馬県前橋市】(寄稿:朽木誠一郎) - SUUMOタウン

    著: 朽木誠一郎 2浪1留で6年制の大学を卒業したら27歳になっていた。不覚である。 大学は群馬県の前橋市というところにあった。人生の4分の1相当の時間をそこで生活したことになる。当時、僕は前橋が嫌いだった。 前橋市内の風景(画像:PIXTA) 前橋にも、そもそも群馬にも、縁もゆかりもなかった。受かった大学に入ったというのが正直なところだ。 赤城山と榛名山と妙義山に囲まれた市内には、大学と県庁くらいしかめぼしいものはない。遊び場は自遊空間かラウンドワンで、車社会だから飲み屋に行くにも運転代行が必要だった。 隣の高崎市は新幹線の停車駅で、セレクトショップやクラブがあり、郊外にはイオンモールもあった。週末はそこいらで過ごしたりしたけれど、そういうのもだんだん面倒になって、仲間内でもっぱら宅飲みをしていた。 内向的な性格というわけではないものの、次第に田舎らしいムラのようなコミュニティーが生まれ

    田舎が嫌いだったんじゃなくて、自分が嫌いだったんじゃないか【群馬県前橋市】(寄稿:朽木誠一郎) - SUUMOタウン
    koma-chi
    koma-chi 2016/11/24
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