約800頭の猿を飼育する日本モンキーセンター(愛知県犬山市)は、オリジナルデザインの日本酒「萌猿(もえざる)」を21日、園内で発売する。昨年好評だった日本酒シリーズの第2弾。担当者は「暖かい春に合う、爽やかな味に仕上がった。ぜひ飲んでほしい」とPRする。 「萌猿」は、江戸時代から続く酒蔵「澤田酒造」(常滑市)が醸造した商品だ。300ミリリットル(900円)と720ミリリットル(1800円)の2種類があり、園内で計約150本が販売される。 澤田酒造の副社長がセンターの手ぬぐいを愛用していたことで縁ができ、センターは昨年12月に日本酒「燗猿(かんざる)」を発売。限定100本が完売し、第2弾の発売が決まった。 「萌猿」のラベルは、春の爽やかさをイメージした白が基調で、園内で飼育されている日本最高齢49歳のニシゴリラ「タロウ」のイラストがあしらわれている。商品を通じて、園の「看板」のタロウをさらに