普及が進む無線LANの一方で、ツイストペアケーブルや光ファイバケーブルを用いたLAN(有線LAN)もいまだ多く用いられている。かつて、同軸ケーブルという直径1cm程度の太い線を用いていたイーサネットの生い立ちから、ツイストペアケーブル、光ファイバケーブルまでの流れ、それら各種LANケーブルの特徴、あわせてギガビット通信の仕組みまでを今回の初級ネットワーク講座では説明する。改めて有線LANについて、詳しく見てみよう。 有線LANの基礎知識 1-1.イーサネットが主流の有線LAN規格 前号(第21回初級ネットワーク講座)で無線LANについて解説したが、現在でも「安定性」「安全性」などの面から、LANケーブルを使って接続する有線LANが多く用いられている。 有線LANの規格は、ほぼイーサネット(Ethernet)が主流である。イーサネットは、米ゼロックス社パロアルト研究所のロバート・メカトフ博士
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