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剱岳に関するkoma_gのブックマーク (3)

  • 施設|とやま学遊ネット

    錫杖頭は明治40年7月、参謀部陸地測量部員の故柴崎芳太郎氏が、人跡未踏と信じられていた剣岳頂上をきわめたおりに、山頂で発見されたものである。 錫杖頭は長さ13.4cm、輪経10.9cmのうちわ状の輪郭をしており、輪の下部は内側に巻込み蕨手になっている。細部は欠落して環も失われているが、全体的に古拙で力強い感じがする。 鉄剣(鎗の穂?)は、長さ22.6cm、茎長2.0cmの両刃造りである。いずれも奈良時代後半から平安時代初期の作と推定されている。同時期の錫杖は全国に10点前後しかなく貴重なものである。

  • 『剱岳—線の記』古代日本のファーストクライマーを探せ! - HONZ

    新田次郎の『劒岳〈点の記〉』は、日露戦争直後の1907(明治40)年、前人未到とされ、また決して登ってはいけない山と恐れられていた北アルプスの剱岳(標高2999m)の登頂に挑んだ測量官を描いた山岳小説の傑作である。 物語は、設立間もない日山岳会との初登頂争いの形をとりながら進んで行く。 実際はこの登攀争いはフィクションらしいのだが、剱岳が当時、未踏峰とされていたのは事実だ。そして、日陸軍参謀部陸地測量部の柴崎芳太郎率いる測量隊が命がけの登頂に臨み、見事成功した。 ところが、彼らはそこで信じがたいものを目撃した。 山頂で彼らは、古代(奈良〜平安時代)の仏具を発見したのだ。 置かれていたのは、錫杖頭と鉄剣だった。錫杖頭とは、杖の頭部につける金属製の仏具である。振ると円環が触れ合って音が出る。山中で修行する山伏が携行しているものだ。柴崎隊よりもはるか昔に、剱岳の山頂にたどり着いていた者がい

    『剱岳—線の記』古代日本のファーストクライマーを探せ! - HONZ
  • 日本山岳史上最大の謎といわれる剱岳初登頂。そのルートの謎に迫る

    山岳史上最大の謎といわれる剱岳初登頂。誰がどのルートで登ったのかを探検家の高橋大輔さんが、さまざまな角度から解き明かして、気づいたこととは? 文=編集部 写真=高橋大輔 初登頂は平安時代!? 剱岳初登頂のミステリーに挑む 険しさゆえに明治時代に入っても人跡未踏といわれた剱岳。その初登頂は明治40年7月の日陸軍陸地測量部の柴崎芳太郎たちであるはずであった。しかし、山頂には平安時代のものと思われる錫杖頭と鉄剣が残っていたのだ――。これは小説映画の「剱岳 点の記」にある有名なエピソードだ。 では、登山道もなく、装備も貧弱であろう1000年以上も前に一体誰が、どのルートから登頂したのだろうか。このミステリーを解明しようとしているのが探検家の高橋大輔さんだ。 平安期は、仏教徒により日各地の山が開山されていた時代であり、「錫杖頭」という宗教儀礼に使うものが残されていたことから、高橋さんは剱岳

    日本山岳史上最大の謎といわれる剱岳初登頂。そのルートの謎に迫る
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