ディープラーニングの解説では「スカラー・ベクトル・行列・テンソル」という言葉がよく出てきます。これらは、数値をまとめてあつかうための数学の便利な仕組みなのですが、私をふくめ数学が苦手な方にとっては「〜をベクトルにして」とか「行列とスカラーを計算するには〜」と言われると、おそろしく難解なことに思えるのではないでしょうか? そこで今回は、「スカラー・ベクトル・行列・テンソル」についてまとめてみました。
はじめにベクトルの勉強において、最初にぶつかる壁である「内積」 ほとんどの教科書では突然公式が出され、内積とは何なのか?という基本が置き去りになっています。しかし、その表面的な理解のままでは大学入試の問題を解くことはできません。 この記事では、内積とは何かをはじめに説明し、そのあと内積の求め方の公式や計算方法、3次元における内積の性質を説明していきます。 一見わかりにくい内積ですが、「この式は何を意味するのか?」ということを確認しながら問題を解けば、必ず使いこなせるようになります。 内積を理解して、ベクトルを得点源にしましょう! 内積とは? では、まず基本中の基本である「内積って何?」というところから説明します。 内積を求めるときは「影」を考えよう2つの平面ベクトル、→aと→bを考えます。 (本来、ベクトルは このように表しますが、この記事ではパソコンでの表記上→a, →bと表します) こ
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