ラグビーの全国大学選手権の決勝が新しい国立競技場で行われ、早稲田大が明治大に45対35で勝って、11大会ぶりの大学日本一に輝きました。 23大会ぶりに早稲田大と2連覇を目指す明治大の伝統校どうしの対戦となった決勝は前売券が完売し、会場の新しい国立競技場には5万7000人を超える観客が訪れました。 早稲田大は前半、先月の対抗戦で明治大に完敗したあと強化してきた守備で相手の反則を誘ってボールを奪うなどしてリズムをつかみ、12分には持ち味の展開力を発揮し、ナンバーエイトの丸尾崇真選手が最初のトライを奪いました。 その後もセンターの長田智希選手が巧みなステップで相手をかわしてトライを決めるなど、早稲田大は前半だけで4つのトライを奪って31対0と大きくリードしました。 これに対して、明治大は後半、強力なフォワードを軸に反撃に出て、29分に山崎洋之選手がチームとして後半4つめのトライを奪うなどして10