デコレータの書き方はわかった。 デコレータとはその名の通りデコレートするものだ。 何をデコレートするのかといえばそれはもう関数、関数である。 あとメソッドである。 俺はわかった。たいへんだ。デコレータをわかってしまった。 タケシはそう呟くと弾かれたように走りだした。 だが信号が点滅し始めたので止まった。 そう、彼は交通ルールを守るのだ。 そして暇を持て余すように考える。 書けるようになったら使っていきたいのが人情というものだ。 だが、実際使ってみたいと思うと、いまいち使いどころがわからない。 有効な使い道が思い浮かばないのだ。 そんな人。 ハイ!俺もわかりません! いや、でも、ちょっとわかってきたかも。 なぜデコレータを使うのか なぜデコレータを使うのか? 好ましくない冗長性の排除やDRYのためにデコレータを使う 読みやすさの向上のためにデコレータを使う 思いつくものとしてこういうのがあり