Visual Basic(VB)で開発し、保守を続けてきた150万ステップにおよぶ社内システムを使い続けたい。しかしマイクロソフトによるVBのサポートは終了し、VBアプリケーションが動作可能なPCがいつまで使い続けられるかわからない。社内には保守人員を抱えており、新規開発を決断することも簡単ではない。一体、どうすればいいのか――。 ある保険会社からTISに、こんな相談が寄せられたという。「VBで開発した社内システムは業務と密接に結び付いているケースが多い。数年かけて慎重に刷新の決断をする企業がほとんどだ」とTISの森孝次サービス事業統括本部保険&メディカルビジネスユニット保険&メディカルサービス営業部主査は話す。 この企業のように、「ここ数年、数十万ステップもある大規模なVBアプリを刷新したいという案件が継続的にある」(森主査)という。 背景には、「2014年のWindows XPのサポー
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