仕事終わりや休憩時間の1杯のコーヒー。 なんとも美味しいじゃないですか。香りをかげば気持ちもリフレッシュし、事務作業などで頭や目を使った後は不思議と疲れが消えていくように感じます。 最近では、安価にいただけるようになったので、毎日の生活の中で誰もがちょっとした楽しみとしてコーヒーを嗜むことができます。日々の幸せとは、このようなちょっとした幸福感の積み重ねで成り立っているのでしょうね。 それにしても、あんな真っ黒な物をいったい誰が飲み始めたのでしょうか。 眠ってはいけない コーヒーの起源がいつかは、明確ではないものの17世紀のイタリアでは飲まれていたようです。 東京大学名誉教授の臼井隆一郎さんの著書「コーヒーが廻り世界史が廻る」によると、カルディが、ある時、山羊を新しい牧草地に連れていくと、山羊が興奮して、夜になっても寝つこうとしなかったことが、人類とコーヒーとの出会いであるとの伝承が残って