台風15号の影響で千葉県南部を中心に携帯電話がつながりにくい状況が続いていることから、auのKDDIは、基地局の機能を持った船を千葉県館山市の沖合に出し、15日夜7時すぎから運用を始めました。 このためauのKDDIは衛星を経由して通信する基地局の機能を持った船を15日午後、横浜市の拠点から千葉県館山市の沖合に向かわせ、15日夜7時すぎから運用を開始しました。条件がよければ、この船の基地局を通じて20キロ先からも通信ができるということで、千葉県南部の通話や通信の状況が改善できるとしています。 この船が運用されるのは去年の北海道での地震以来、2度目で、陸上の基地局が復旧するまでの間、運用を続ける方針です。