2018年6月27日、さくらインターネットは、クラウドネイティブアプリケーションの業界団体であるCNCF(Cloud Native Computing Foundation)への加盟を表明した。さくらインターネット エバンジェリストの前佛雅人氏に、CNCF加盟の背景やさくらとしてのねらいを聞いた。 業界標準に関わることは結果的にお客様の利益になる 2015年7月、Linux Foundationの下部組織として設立されたCNCFは、OSSのソフトウェアスタックを用いたクラウドネイティブアプリケーションを推進する中立的な団体で、さまざまな開発プラットフォームやミドルウェアの仕様を調整する組織として機能している。大手のクラウドベンダーやDocker、レッドハット、シスコ、セールスフォースドットコム、Pivotalのほか、日本だと富士通やNEC、ヤフー(Yahoo!JAPAN)なども加入している
![さくらはなぜCNCFに加盟したのか? エバンジェリストの前佛氏に聞く](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/78046e27558104047ea65ba545d0e9f0bdfac7fc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2017%2F02%2F09%2F570093%2Fl%2F3b6d027b3a9c590c.jpg%3F20200122)