多田さんは1982年6月15日生まれ。2006年に中央大学法学部を卒業後、エグゼクティブ層に特化したヘッドハンティングファームの起業を経て、12年にビズリーチに入社した。15年に取締役となり、2020年2月にはビジョナルグループ化にあわせ、南氏から2代目代表取締役社長を受け継いだ。ビジョナルの取締役も兼任していた。 ビジョナルの発表では「当社取締役多田洋祐が、2022年7月2日に急性心不全により逝去いたしました。これに伴い、同日付で取締役を退任いたしました。ここに生前のご厚誼に深く感謝いたしますとともに、謹んでお知らせいたします」と伝え、後日お別れの会を行う予定とした。後任のビズリーチ代表取締役社長には、同日付で取締役副社長だった酒井哲也氏が就任した。また、南氏も同社の取締役会長に就いた。 あわせてコメントを発表した南氏は「多田さんは、7月2日に高校時代のご友人と出かけたゴルフのプレー中、