もうすぐ東京マラソン(2月23日)がやってくる。抽選10倍を超えるプレミアチケットを手にしたランナーは、そろそろドキドキしてくる頃だろう。しかも、レースは近づいているのに、練習はあまりしてないよ、と焦っている参加者も少なくないと思う。日々、仕事や家庭に忙しい多くの人にとって、それは当然のことかもしれない。そこで、レース1週間前から間に合う「タイム短縮術」を伝授したい。 まずは、悪い例として、本番前にいちばんやってはいけないパターンから教えよう。それは、トレーニング量を一気に増やすことだ。正直、気持ちはわかる。練習量の不足を補おうとするのは自然なことだから。しかし、試験勉強でいう「一夜漬け」は、マラソンでは逆効果となる。 レース1週間を切ったら“走力”はつかない たとえば、レース1週間前の土日に時間が確保できたからといって、2日間みっちり走り込んだとするとどうなるか? 疲労がとれずに、1週間
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