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ブックマーク / thinkit.co.jp (5)

  • シーケンス図で処理の流れを整理!

    シーケンス図の概要 連載では、Google Android(以下、Android)を使った携帯アプリ作成を例に、マインドマップやUMLによる設計について学んでいきます。前回はクラス図を使ってプログラムを整理する方法を紹介しました。今回はシーケンス図を使ってプログラムの処理の流れを整理する方法を紹介します。 クラス図はプログラムの構造が複雑になった時に非常に役に立ちます。ただしプログラムの構造が複雑になった時は、たいてい処理も複雑になっているものです。クラス図はプログラムの構造を整理するのには向いていますが、処理の流れを表現することができません。こういった時に役に立つのがシーケンス図です。 シーケンス図はオブジェクト同士の動的側面をとらえるための図です。描き方はまずオブジェクトを四角で囲み、左から右に順番に配置していきます。次にそれぞれのオブジェクトに生存線を引いていきます。生存線が引けた

  • めざせ合格!UMTP-L2レベル認定への道

    進むモデリングスキル資格の普及 インターネットやWeb技術の発達やダウンサイジングを背景に、日IT産業は従来型のメインフレームを中心としたシステムからよりインテリジェントなシステムへと変化してきました。特にインターネット社会は、システムを利用する人を多様化させ、より高度なシステム要求を満たせなければならない状況を作りました。 結果、ソフトウェアシステムは巨大化、複雑化し続けることになりました。このような状況では再利用性・拡張性といった非機能要件を確保するのは困難なため、企業はこれらの問題に対処するためにオブジェクト指向へパラダイムシフトしなければなりません。しかし現実にはオブジェクト指向に関する技量が不足しているエンジニアもオブジェクト指向開発に投入されるために、十分なメリットを活かせないプロジェクトとなることが多いのが現状です。 そのため、組織としてオブジェクト指向エンジニアを育成し

  • データ・モデリングでビジネスと向き合う

  • [ThinkIT] 第1回:DOAを採用した現場の実態とは (1/3)

    現状の情報システムの設計においては、どのようにデータを加工・伝達しているかに着目した「POA(Process Oriented Approach:プロセス指向アプローチ)」と、業務であつかうデータ体系に着目した「DOA(Data Oriented Approach:データ指向アプローチ)」の2つの流れがあります。 一般的にはPOAがシステム設計が中心で、DOAに傾倒した開発標準を備えた現場は多くありません。しかしDOAは全体的な整合性を持ち、環境変化にあわせた改訂が容易であるなどのメリットがあります。こういった点から、筆者が携わる現場ではDOAを意識した開発標準を使っています。 連載では、実際に筆者が関わっている現場でどのようにDOAを適用しているか、事例を交えながら解説します。 筆者らはプロジェクトに関わるにあたって「工期の徹底的短縮」と「年間開発案件数の大幅増」を目標とし、そこにDO

  • [ThinkIT] 第6回:単体テスト仕様書&報告書 (3/3)

    単体テスト仕様書を作成する際に、どの程度まで細かく記述するかの方針を立てる必要があります。 下記Aは、やらなければならないテストの種類と方法だけを記載し、どの項目をどのような値でテストするかという具体的な内容はテスト者に任せる方法です。一方Bは、項目ごとにどんな値を入れて、どうなればよいかを細かく記述する方法です。 例えば、「受注入力」の単体テストで必須チェック(画面の項目に値を入れない状態で更新ボタンを押した場合のエラーチェック)を行う場合を考えます。 Aの方法は"必須チェック"というテスト種類を記載するにとどめ、どの項目が必須チェック対象かまではテスト仕様書に書き出しません。 それらは詳細設計書に記載されているので、そちらを参考にしながらテストすればよいという考え方なのです。テスト仕様書の作成工数は削減できますが、テスト実施者のスキルに依存する部分が大きくなります。 一方Bの方法は、必

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