なぜか光文社文庫からいきなり出たアイリッシュホラー短編集(たぶん、このあと出る予定の同じ作者の歴史ミステリーの露払い的な意味があるのだと思う)。これは意外な傑作だった。 どの作品もケルトの神話伝承を題材にしているのだけれど、舞台を荒涼たるアイルランド西部にとり、かつて征服者イギリスに不毛の土地に追いやられ、〈大飢饉〉で100万人もの死者を出したアイルランドの悲劇の歴史を背景にしていて、恐怖というよりも深い悲しみや嘆きを感じさせる作品ばかり。ほとんどの作品は舞台を現代にとっているものの、どこか19世紀イギリスの短篇怪奇小説のような古雅で格調高い味わいがある作品集である。 作者は有名なケルト学者であるピーター・ベレスフォード・エリス(日本にも『アイルランド史』が訳されている)。なるほど、歴史や伝承の描写が確かなのも当然である。 「幻の島ハイ・ブラシル」や「冬迎えの祭り」など、アイルランドの伝承
Published April 6, 2005 Updated May 31, 2005 Blogs are like personal telephone calls crossed with newspapers. They're the perfect tool for sharing your favorite chocolate mousse recipe with friends--or for upholding the basic tenets of democracy by letting the public know that a corrupt government official has been paying off your boss. If you blog, there are no guarantees you'll attract a readers
1月17日、マーク・ジェン氏のGoogle社員としての初日は、同氏のBlog「Ninetyninezeros」のデビュー日でもあった。同氏はこのBlogを、Google社員としての体験を記録する個人的なジャーナルとして利用するつもりだった。このとき、Googleへの在籍が非常に短いものになるとは知るよしもなかった。 その次の週、GoogleのAdSense広告部門でアソシエイトプロダクトマネジャーを務めていたジェン氏は、イントラネット、仕事用のノートPC、販売会議、報酬など、いろいろな話題に関して新しい雇い主を遠慮なく賞賛し、批判した。 同氏は単純に、このBlogに興味を持つのは主に友人や家族だろうと思っていた。だがこのBlogは非常に有名になった(1日のユニークビジター数はおよそ6万人に上った)。同氏が以前に書いていた技術系Blogとは大違いだった。以前のBlogはGoogleに入社して
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く