つなぐ技術 札幌にて 先週の日記で取り上げた「つなぐ人フォーラム」を受けて、さらに考えてみたいと思います。「つなぐ人フォーラム」は、展示や自然環境などに含まれるメッセージと人とを結びつける、いわゆる「インタープリテーション」を主題にしていましたが、僕が思い描いている「つなぐ」人や技術は、それらも含みながら、より広範な可能性を意味しています。 異分野、異文化、異世代、異地域……等々、異なるもの同士を結びつけ、その間に何らかのインタラクション(相互作用)をもたらし、そこから新たな価値の創造や、問題の解決、関わる人どうしの学びや成長を促していくこと――僕は、「つなぐ」人や技術とは、そうした役割を担うものだと捉えています。 これまでも、そうした役割の重要性は各所で指摘され、その取り組みがなされてきたことは言うまでもありません。産学連携、異文化交流、コラボレーション、ネットワーキング……