いま、東日本大震災の津波から子どもの命を救った「自己救助法」が海外で注目されています。 溺れた時に水面に大の字になって浮いた状態で救助を待つ方法、その名も「UITEMATE(浮いて待て)」。 東日本大震災の津波から、子どもの命を救ったとされる自己救助法で、現在ではタイ・スリランカ・ベトナムなどの東南アジア諸国をはじめ様々な国で講習会が開かれ「UITEMATE」という日本語とともに広がっています。 合い言葉は”UITEMATE” ・手足を大の字に広げる ・靴ははいたまま。軽い靴は浮き具代わりに ・大きく息を吸い、空気を肺にためる。あごを上げて上を見ると呼吸しやすい ・手は水面より下に。ペットボトルやかばんがあれば胸に抱える 水難学の会長、斎藤秀俊教授が2000年に運動靴に使用する軽い素材からヒントを得て、浮力を生かしたこの救助法を考案しました。 「ういてまて」は、大きく息を吸って仰向けに浮か