独特な造形が超コワいと、ネットで一躍話題となった「おちょなんさん」を生み出したショートホラーの名手が描くのが『後遺症ラジオ』(中山昌亮/講談社)。日常生活の中に潜む理不尽な恐怖、突如襲いかかる怪異をテーマに、生理的嫌悪感を刺激するような絵柄で表現したこの作品は、1話の中だけでも怖い話が満載。一見すると関係ないような各話が、実は「おぐしさま」という正体不明の存在を軸に繋がっていくという伏線も張られています。 人は“理由のない恐怖”のほうが理由のある恐怖よりも怖く感じるもの。でも、おぐしさまという、原因がわかったところで、本作の恐怖は薄れていくのでしょうか? 否、むしろ、どんどんと理不尽と恐怖の渦に巻き込まれていき、現実が揺らぐ…。そんな極上の恐怖体験を味わうことができることでしょう。 このマンガの関連記事はこちら ■平凡な家族を襲う凶悪な霊、立ち向かうのはひとりの老婆! ホラーというジャンル
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