【独自取材】南極観測船「SHIRASE」を日本初の模擬宇宙生活施設に / 極地建築家・村上祐資の挑戦 佐藤英典 2018年12月15日 人類が地球外で生活する未来は、本当に来るのだろうか? 火星移住に関する計画は、ここ数年世界的にも話題となり、永住を目指す「マーズワン」などが良く知られているのだが、計画がどのように進行し、いつ地球から飛び立つのかはいまだ不明のままだ。 実は地球上で火星移住に関する模擬実験は、すでに何度も行われている。その経験をもとに、南極観測船として知られる「しらせ(SHIRASE)」を実験の場として活用しようとする動きがある。極地建築家の村上祐資(ゆうすけ)氏は、自らが隊長として参加した模擬火星実験の経験をいかして、SHIRASEで大胆な挑戦を行おうとしているのだ。 ・引退したSHIRASE SHIRASEは日本において3代目の南極観測船である。1983~2008年まで
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