ブックマーク / www.keystoneforest.net (40)

  • 凍つる空信号の赤明滅す ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    今回は1月9日から1月13日までのtweet句です。 2023年詠み始めの句は以前の記事に書きましたが、俳句tweet記事の方では、今回ようやく2023年が始まりました。 相変わらずのぼちぼち更新です。申し訳ありません。 気長にお付き合いくださいますようお願いします。 朝まだき寒風に向かふ貌のあり 厚着して上着を羽織り襟を立て、両手をポケットに突っ込んで寒風に向かって歩きます。と言っても、別に困難に立ち向かっているというわけじゃなくて、たまたま正面から風が吹いてくるだけなんですが。そして気づけば、寒風を受けているのは露わになった自分の顔だけ。ヒトは体中を衣服で覆い隠しますが、顔だけはいつも無防備です。マスク着用も個人の判断に任されることになりましたし。 朝まだき寒風に向かふ貌のあり 山人 ※朝まだき(まだ夜が明けきらない時、早朝)、貌(かお) #haiku #俳句 #kigo #寒風 pi

    凍つる空信号の赤明滅す ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
    konma08
    konma08 2023/04/29
    山猫さぁ〜ん!ご無沙汰しておりますぅ〜。相変わらずステキな句の数々…詠ませて頂きました(*´∀`*)
  • 年新たすべて新たに世界中 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ

    2023年あけましておめでとうございます。 みなさまにとって、世界中の人たちにとって、より良き年になりますように。 年新たすべて新たに世界中 写真はわが家の近くで撮った初日の出です。神戸の日の出は7時6分のはずでしたが雲に隠れて見えず。7時10分過ぎ、雲の隙間からようやく太陽が顔をのぞかせました。 今年の詠み始めです。 今回は11月28日から12月2日までのtweet句です。 どうぞよろしくお願いします。 葉を散らせ寒さうな月曜の朝 通勤の道すがら、いつも歩く川沿いの歩道に立つ木々には、鳥たちが集いさえずり、出会い共に暮らし、雛たちが生まれ巣立っていきます。木々は花を咲かせ実を実らせ、木の葉は色を変え散っていきます。落葉の時季、次第に葉を散らせていく木々の枝は震えています。裸木となった木の枝にとまる鳥たちは少し寂し気です。月曜日でも火曜日でも水曜日でも葉は散っていくのに、月曜の朝だけは違い

    年新たすべて新たに世界中 ~俳句tweetより~ - 森の奥へ
    konma08
    konma08 2023/01/04
    ご無沙汰しておりますぅ〜山猫さぁ〜ん(*´∀`*)あけましたね〜新年。さすが山猫さんな言葉の響きにどの句も絵が浮かびます(*´∀`*)今年も楽しき一年になりますように(*´∀`*)
  • 旅行に行きたい!② ~旅行一日目その1(伊丹空港から一ノ関まで) - 森の奥へ

    旅行初日です。 旅行先で訪れたのは宮城県と岩手県です。東北旅行とすると言い過ぎですし、岩手旅行とも言い切れません。うまく表現できないので、そのまま旅行と書くことにします。 というわけで旅行初日です。三泊四日の旅行一日目です。行程は以下の通りです。 伊丹空港⇒(飛行機)⇒仙台国際空港⇒(仙台空港アクセス線・東北新幹線)⇒一ノ関⇒(車)⇒平泉⇒(車)⇒瑞泉郷(泊) 今回は、旅行一日目その1(伊丹空港から一ノ関まで)の記事です。 神戸の自宅を出たのは8月22日午前6時過ぎ、残暑厳しい一日の始まりを思わせる朝、長男Mが運転する車で駅に向かいました。 伊丹空港午前8時ちょうど発のANA731便が仙台国際空港に着くのは9時15分の予定でした。 その朝のtweet句です。 夏草やコンクリートを突き破る 夏の強烈な陽射しを浴びて育つ植物の繁殖力はあまりに逞しくて、コンクリート敷の地面を突き破って芽を伸ばし

    旅行に行きたい!② ~旅行一日目その1(伊丹空港から一ノ関まで) - 森の奥へ
    konma08
    konma08 2022/09/26
    ご無沙汰しておりますぅ。おぉ旅行ですかぁ。いいですねぇ〜(*´∀`*)お土産話を楽しみにしております…そしてホンマのお土産も??(゚∀゚)
  • わが家のブルーベリーを巡るスズメバチとの攻防 - 森の奥へ

    www.keystoneforest.net 今回は上の記事で少し触れた「わが家のブルーベリーを巡るスズメバチとの攻防」編。上の記事の一部を再掲して、その続きを書いていきます。 わたしが今できること。 ウクライナを思うこと。日常を守ること。、読んでないです。買っただけで山積みになってるをこの夏にしっかり読まないと。 わたしの仕事以外の日常はブログとTwitterと庭仕事で過ぎていきます。 朝起きて、仕事から帰ってきて、ブログを書いている合間に、雨が降ってなければ日に何度も庭に出ます。 ミニトマトの脇芽を摘んだり、摘んだ脇芽を空いてるところに植えたり、支柱を立てたり、草を抜いたり。 ブログを書くより長い時間を庭で過ごしています。土に向かっていると気持ちが良いのです。 今、うちの庭のミニトマトは30株ほどになりました。ホームセンターで買ってきたのは6株で、そこから少しずつ増やしました。

    わが家のブルーベリーを巡るスズメバチとの攻防 - 森の奥へ
    konma08
    konma08 2022/08/17
    お疲れ様です(*´∀`*)スズメバチと聞いただけで怖くて怖くて…私は自然の中で生きていけなさそうです…(゚∀゚)
  • 安保理をマリウポリで開け春だもの ~ロシアのウクライナ侵攻;4月11日~4月17日の朝刊見出しまとめ~ - 森の奥へ

    土曜日の朝は、離れて暮らす母親のところへべ物や飲み物の差し入れを持っていきます。車で片道30分ほどの場所です。移動の間、車中でNHKラジオを聴くのを習慣にしています。 いつも聴いているのが『高橋源一郎の飛ぶ教室』という番組。放送自体は金曜の夜ですが「らじる★らじる」というアプリを使えば、放送後一週間はいつでも聴くことができるようになっています。 この番組では、毎回一冊のを高橋源一郎が選んで読み込んで解説紹介してくれます。 先週の放送「繰り返されてきた“プロパガンダ”」の回で紹介されたのは、ベルギーの歴史学者アンヌ・モレリ著『戦争プロパガンダ10の法則』(永田千奈訳、草思社文庫)でした。 「世論を特定の方向に誘導するからくりを体系的に分析している」学者が書いた「今読むしかない」です(「」内は同ラジオ放送より)。 プロパガンダ10の法則は、このの各章のタイトルになっていて、それを見てい

    安保理をマリウポリで開け春だもの ~ロシアのウクライナ侵攻;4月11日~4月17日の朝刊見出しまとめ~ - 森の奥へ
    konma08
    konma08 2022/05/18
    まだ収まる気配のない世界…人間って…
  • うろこ雲昼の三日月隠したり - 森の奥へ

    サブブログ「飛ぶコタツ」で記事を投稿しました。 Twitterへの一日一句の投稿はまだなんとか続けられていますが、ブログの記事の方が追いついていません、、、(^^; yamahito.keystoneforest.net よろしければお訪ねください。 よければtwitterものぞいてみてくださいね。山 (@keystoneforest) | Twitter🐾@森の奥へ 似顔絵はバリピル宇宙さん (id:uchu5213)に描いていただきました。

    うろこ雲昼の三日月隠したり - 森の奥へ
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    konma08 2021/11/02
    さすがって感じっすね(* ´ ▽ ` *)
  • 詩と出会う 詩と生きる - 森の奥へ

    八月もあと一日。夏休みが終わります。 新型コロナの影響で新学期の始まりがイレギュラーになっている地域もあると思いますが、神戸では九月一日から新学期がスタートします。 さて、夏休み最後の一日、気になるのは夏休みの宿題です。 わたしのこの夏の目標は、少なくとも小説を一つ書くということでしたが、、、あれこれあって、結局書けませんでした。 その代わりということでもありませんが、たぶん、生まれて初めて俳句を詠みました。 文章を書くのは好きですが、詩は苦手です。 もちろん俳句を詠もうなんて思ったことありませんでした。 夏休みの国語の宿題で、読書感想文を原稿用紙三枚書くのと、俳句を三句詠むのと、どちらでもいいと言われたら、迷わず読書感想文を選んできました。 今回の入院で、病室に何冊かを持って行きました。 そのうちの一冊が『詩と出会う 詩と生きる』(若松英輔)でした。 詩について勉強したかったわけじゃな

    詩と出会う 詩と生きる - 森の奥へ
    konma08
    konma08 2021/09/10
    おお俳句ですか!くにんさんも参加しているこちらのクラブでもぜひ一度詠んで下さいねん(* ´ ▽ ` *) https://575.konma08musuko.com/ お待ちしておりますm(_ _)m
  • 震災通信(阪神淡路大震災体験記) あとがき - 森の奥へ

    happy-ok3(https://happy-ok3.com/) さんから、 「阪神・淡路大震災から26年が過ぎ、27年目に入りました。でも、風化させてはいけないと思います。」 と『震災通信』最終回の記事にコメントをいただきました。 風化させないこと、、、わたしたちにとって一番大事なのは、このことだと思います。 歴史の教科書に決して載ることはない一個人の経験談を語り継ぐこと、語り続けることに、大きな意味があると思うのです。 わたしもそう思いながら、このブログで何度か震災について思うことを書いてきました。 その一方で、こうも思います。 いくら記憶力が良い人でも、時間の経過とともにそれは薄らいでいくものです。 そのうえ、ただ薄らぐだけじゃなくて、都合の良いように書き換えていくことも、よくあることだと思うのです。たとえ悪意がなくても、です。 頭の奥の奥にしまっている記憶を呼び起こしてきてそれを

    震災通信(阪神淡路大震災体験記) あとがき - 森の奥へ
    konma08
    konma08 2021/04/24
    時間が経てば経つほど語り継ぐって難しいものだと感じました。
  • 新月の夜に夢を声に出して明らかにするとその夢は叶うらしい。 - 森の奥へ

    少し前のことです。 夢を見ました。 普段あまり夢を見る方じゃないです。 夢の中の出来事は詳細が分からないことが多いのです。 ですので、事情は忘れてしまいましたが、一通の封筒が机の上に置いてあって、それをひっくり返すと中から500円玉が一つと10円玉が二つ転がり出てきました。 何故だかそれをわたしは飲み込まないといけないらしいのです。 何故だかその520円全部を。 このお金で飯でもえ、ではなくて、このお金え、と何故だかわたしは指示されているのです。 夢の中のわたしは淡々とその理不尽な課題を遂行しようとしているのです。 はじめに10円玉を一つ飲み込むことに決め、恐る恐る口の中に挿し入れます。 ところがそれは意外なほどするりと喉の奥に滑り落ちていきました。 しっかりと胃袋まで流れ落ちるように、わたしはごくりと唾を飲み込みます。 そしてもう一度、ごくり。 飲み込むのはうまくいったのですが、口

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    konma08
    konma08 2020/05/11
    10円のお味はどんなでしたか?(* ゚∀゚)
  • As Above, So Below.......... 上なる如く、下もまた然り - 森の奥へ

    アーサーを紹介してくださったのは、シンクロナスくーかん (id:ArtStone)さんでした。 語りかけるように綴られるArtStoneさんの文章は平易ですが謎を含んでいて、それを読み解きたい誘惑にしばしばかられました。 artstone.hatenablog.com アーサーは意外なほどすぐ傍にいました。 それでわたしも、アーサーのことを記事に書きました。 www.keystoneforest.net アーサーはわたしたちのすぐ傍にいます。 けれど、彼から話しかけてくれることはありません。 ですから、わたしはアーサーのことを忘れているくらいでした。 しばらく音信不通だったのですが、アーサーはまたやってきてくれました。 stellar-dweller.blogspot.com そしてくりぷとんとん (@crypticit) | TwitterさんのTwitterでアーサーと彼の同行者・タオ

    As Above, So Below.......... 上なる如く、下もまた然り - 森の奥へ
    konma08
    konma08 2020/03/22
    アーサーとタオタオ…夢…現実…ワタシハ…私??(;゚Д゚)
  • 後回しと遠回りと。 - 森の奥へ

    いつか向き合わないといけないのに後回しにしている。 忘れたわけじゃないからずっと心の隅に引っかかっている。 夢に見たりすることもある。 もう時間がなくなってて、間に合いそうになくて、焦りだして、でも焦っても急いでも足が前に出なくて、足下を見るとそこに道はなくて、道どころか地面もなくて、愕然として、、、目が覚める。 ああ、そうだった。 まだ大丈夫だった、時間はある、と思う。 後回しにしていたくせに、気になっている。 気になって気になって仕方ない。 だったら、さっさと取りかかれば良いのに、、、 自分でもそう思う。 なのに、まだ大丈夫まだ大丈夫、と意味のない自信みたいなものがあって、やっぱり後回しにしている。 ずっとそうやって生きてきた。 じゃあ、先に何に取りかかっているかって言うと、日々のルーティンワーク。 目覚ましが鳴って目が覚めて、朝とって顔洗ってトイレ済ませたら、ちょうど良い時刻。駅ま

    後回しと遠回りと。 - 森の奥へ
    konma08
    konma08 2020/03/22
    note始めたんすね!(*´ω`*)
  • 左手の薬指、マレットフィンガーになる - 森の奥へ

    職場で突き指をした。 左手の指先が台に当たり鈍痛を感じたが、朝の出勤直後でほかのことに気をとられていたので、突き指のことはすぐに頭から消えた。 忘れてしまうくらいだから、痛みはほとんど感じなかった。 しばらくして、何気なく左手で髪の毛をかき上げた時のことだ。 頭が凹んでいる! 頭蓋骨の右斜め上あたりが明らかにくぼんでいる。 二度三度左手でその辺りをなでてみた。 確かに凹んでいる。 頭をなでた左手の指先の触感がそれを伝えてくれた。 でも、まったく痛みはない。 そんなバカな? 不審に思いながら、頭をなでていた左手の方を確かめてみた。 左手薬指の指先が不自然なほど折れ曲がっていた。 なんだこれ? 今度は指だ。 薬指が第一関節のところで90度内側に折れ曲がっていた。 曲がった指先を右手で持って伸ばすと簡単に元に戻った。 でも、手を放すとまたすぐにぐにゃりと内側に折れ曲がった。 痛みは感じなかった。

    左手の薬指、マレットフィンガーになる - 森の奥へ
    konma08
    konma08 2019/02/17
    いやいや…見た目が痛いです…ご本人が思ってる以上に見てる方は痛いです…
  • かぎろいに憧れて - 森の奥へ

    大好きな言葉があります。 「かぎろい(かぎろひ)」という言葉です。 小さく声に出して呟くだけで、澄み切った気高さのようなものを感じて、心に力が湧いてくる。 そんな言葉です。 漢字で書けば「陽炎」となります。 「かげろう」とも読めます。 そう読めば、「春、晴れた日に砂浜や野原に見える色のないゆらめき。大気や地面が熱せられて空気密度が不均一になり、それを通過する光が不規則に屈折するために見られる現象」と言う意味になります。 ですが、これはわたしがイメージしたものとは違います。 「かぎろい」なら「明け方の空の明るみ、曙光(しょこう)」と言う意味になります。(「陽炎」の意味は、どちらも三省堂大辞林から引用しました) 一般的な朝焼けではなくて、「厳冬のよく晴れた夜明け、日の出1時間ほど前に現れる最初の陽光」(宇陀市観光協会情報サイトより)が「かぎろい」です。 「かぎろい」と呟くわたしに見えてくるのは

    かぎろいに憧れて - 森の奥へ
    konma08
    konma08 2019/02/05
    かぎろい…知りませんでした。 心地よい響きですね(^^)
  • 防災グッズを点検する 〜阪神淡路大震災から24年 - 森の奥へ

    成人の日に続く三連休の3日目、わが家に備えている防災グッズの点検をした。 あの日のことを思う。 今年で24年目。 あの日は三連休明けの火曜日だった。 当時成人の日は1月15日、平成7年はその日が日曜にあたっていたので翌月曜は振替休日、それで三連休だった。 あの連休明けの早朝、わたしはどこか遠くから一気に迫りくる不気味な気配に叩き起こされた。 あとから思うとそれは地鳴りだったのだろう。 揺れより先に音が伝わってきたのだ。 地鳴りの直後、あの揺れがやってきた。 震度7の揺れ。 わたしが当時住んでいた家は、その震度7が直撃した一帯に建っていた。 激しい揺れで家の壁は崩れ、屋根瓦が大きくずれた。 玄関ドアがはずれ、窓ガラスは砕け散った。 成人式に参加するために神戸に帰ってきていた若い人たちもあの地震で亡くなった。 親元を離れて一人暮らしを始めて間もない学生たちが多く住む地域も激しい揺れに襲われ、何

    防災グッズを点検する 〜阪神淡路大震災から24年 - 森の奥へ
    konma08
    konma08 2019/01/18
    体験したから分かること。気づくこと...24年過ぎました。
  • 未知の言語と消えていく言語 ~ 言語はいかに我々の考えを形作るのか - 森の奥へ

    今回の年末年始は自宅で過ごす時間が多かった。 家族4人が揃って出かけられるタイミングがなかったからだ。 子供たちが成長するにつれ、それぞれの都合で動くようになる。 子供と言っても長男は大学生、数えで二十歳になった。 もう親の後ろをくっついて歩く年齢ではない。 寂しいが、それはそれで仕方ない。 つれづれなるままに、リビングに置いているApple TVのトップメニューに表示されるアイコンをあちらこちら適当にクリックしているうちに興味ある動画を見つけた。 タイトルは『言語はいかに我々の考えを形作るのか(How language shapes the way we think)』、プレゼンターは認知科学者のレラ・ボロディツキー(Lera Boroditsky)。 TEDの動画だった。 日語の字幕が付いていたので、試しに少しだけと思って観始めた。 ところが、その面白さに惹きこまれた。 映像も音声も

    未知の言語と消えていく言語 ~ 言語はいかに我々の考えを形作るのか - 森の奥へ
    konma08
    konma08 2019/01/07
    言語から学ぶ世の中…世界は広い…
  • 命のありか **ブックマーク・ツイートから** 山猫ノート26 - 森の奥へ

    わたしはあと数年で定年退職の年齢を迎えます。 人生に残された年月を数えるとき、身近な人の死をあれこれと思い出します。 母は八十を過ぎてまだ健在ですが、父は三十年前に亡くなりました。 目の前で人の死に立ち会ったのは、父を亡くしたときのこの一回きりです。 その父のことを最近になってしばしば思います。 仕事を終えて帰宅する道すがら、父、、、いえ、お父さんが家で待ってくれているように思うのです。 そう思うときのわたしは小学生の頃の「僕」に戻っているはずです。 早く家に帰って、お父さんに今日の学校での出来事を話そうと思っています。 卓代わりの電気こたつを僕とお父さんと母と弟との四人で囲んで座ります。 お父さんは僕の左手に壁を背もたれにして座っています。 家族の中で背もたれがあるのはお父さんだけです。 お父さんは家族の中心だからです。 僕はお父さんのことが大好きでした。 僕はお父さんに話しかけようと

    命のありか **ブックマーク・ツイートから** 山猫ノート26 - 森の奥へ
    konma08
    konma08 2018/12/07
    父親になっても父親は父親…私は息子…乗り越えれない大きな存在です。
  • 他者がいるからこそ自分は自分でいられる。 **ブックマーク・ツイートから** 山猫ノート25 - 森の奥へ

    他者がいるからこそ自分は自分でいられる。 もしくは、他者がいるからこそ自分が自分であると分かる。 今回は、メイもんさんの記事・「陰陽のバランス」に刺激を受けて、頭に浮かんだあれこれを書きます。 「お互いがお互いを成り立たせている」、、、相手がいないと自分の存在も成立しない。相手がいるからこそ自分は自分でいられる。自然界はそんなバランスで成り立っているのですね。 / “陰陽のバランス ( ポエム ) - うたと からだと…” https://t.co/KzpWjpH55U— 山🐾 (@keystoneforest) 2018年9月8日 他者がいるからこそ自分は自分でいられる。 もしくは、他者がいるからこそ自分が自分であると分かる。 ここでの他者はどんな人であってもかまわない。 自分とまったく意見が合わない人でいいし、何かにつけ趣味があう人であってもいい。 親であってもいいし、子供であって

    他者がいるからこそ自分は自分でいられる。 **ブックマーク・ツイートから** 山猫ノート25 - 森の奥へ
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    konma08 2018/09/15
    比較する何かがあるから正しいのかどうか分かる…。
  • 追憶 (創作短編小説) - 森の奥へ

    「親父は? 何時くらいに帰ってくるの?」 居間のコタツにもぐりこんで、おかきを頬張りながら僕は母に尋ねた。 「お父さん? お父さんはね、今夜は夜勤。祐くんが帰ってくるから誰かに代わってもらったらって、言ったんだけど。照れくさいんじゃないの? だって、いつだったか祐くん、お父さんと二人で墓参りに行ったことあったでしょう。あの時、何も話すことがなくって、お互いに車の中でぶすっと黙り込んだままだったって、後でお父さんぼやいてたよ」 「祐くん祐くんって、もう大学生なんだから。祐樹でいいんだけど」 母はいくつになっても僕のことを幼い頃と同じ言い方で呼ぶ。 僕がそう返すと母はくすくす笑い出した。一体何がおかしいんだか。 「ちょっと待っててね。今探してるんだけど。どこにしまったかなぁ」 母は相変わらずの貧乏性で、落ち着いて話をする暇もない。僕が帰省してくるなり、服の汚れを目ざとく見つけて、洗濯するしない

    追憶 (創作短編小説) - 森の奥へ
    konma08
    konma08 2018/09/04
    しみじみと感慨深いですね。
  • 君のいる世界は限りなく広くて、可能性に満ち溢れている。 - 森の奥へ

    君のいる世界は限りなく広くて、可能性に満ち溢れている。 足もとだけを見てないで、顔を上げて、もっともっと遠くに目をやれば、いろんなものが見えてくる。 そこにはきっとワクワクするような出会いが待っている。 君のいる世界は限りなく広くて、可能性に満ち溢れている。足もとだけを見てないで、顔を上げてもっともっと遠くに目をやれば、いろんなものが見えてくる。そこにはきっとワクワクするような出会いが待っているはず。 / “【詩】 長い休暇が明…” https://t.co/ejD6wFWzQW— 山🐾 (@keystoneforest) 2018年8月27日 朝、にわか雨が降りました。 天気予報は晴れだったのに。 空は少し曇って少し明るい。 傘を持って家を出ようかどうしようか。 それとも、いっそ出かけるのをやめようか。 こんな日は。 必ずやらないといけない仕事、必ず行かないといけない場所、今日あった

    君のいる世界は限りなく広くて、可能性に満ち溢れている。 - 森の奥へ
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    konma08 2018/09/01
    生きていれば大丈夫(^^)/
  • いつか風になるわたしの魂はどこへ還っていくのだろう。 - 森の奥へ

    故郷という土地があっても、帰る家がなければ、そこにわたしの居場所はありません。 前回の記事に、そう書きました。 故郷とは、 住み慣れた家のことだろうか。 家で待っているかもしれない両親の思い出だろうか。 その両親に愛されて育ったあの頃のわたしが今も笑っている場所だろうか。 一緒に遊んだ友達、詩を書く楽しさを教えてくださった先生、初めて好きになった女の子、けんか別れしたままの幼馴染、、、 そんな記憶がつまっているタイムカプセルなんだろうか。 故郷の思い出は、 家とともにあるのだろうか。 故郷の山や川に宿っているのだろうか。 家がなくなってしまえばどこに行くのだろう。 山や川が変わっていけば消えてしまうのだろうか。 目を閉じても、あの子の顔が思い出せない。 もう、あいつの声が聞こえてこない 故郷の山に暮らしたのは十八まで。 その倍近く生きてきたこの街が、今はわたしの故郷。 高校を卒業してから一

    いつか風になるわたしの魂はどこへ還っていくのだろう。 - 森の奥へ
    konma08
    konma08 2018/09/01
    故郷…気が付けば私も今住んでいる町の方が長く住んでいますね…。