昨今、1つのサイト(Webアプリケーション)で2つ以上の言語に対応したいというニーズは珍しくない。特にビジネス用途においては、日本語にしか対応しないというケースは少ないだろう。Webサイトの役割がますますビジネス密着型のものとなり、対象となる顧客層も拡大する中、最低でも日本語/英語、場合によっては中国語/フランス語など多言語に対応しなければならない状況は、日に日に増大している。 このような多言語対応を前提としたWebサイトの場合、言語に依存した情報をWebページ内にハード・コーディングすることは好ましくない。例えば、コード中に日本語をそのまま記述してしまったら、将来的に英語版のサイトを追加しようとした場合には、日本語部分だけを英語に置き換えたまったく同じコードをもう1つ用意しなければならないからだ。もしもさらに中国語のページが増えたとしたら、同じく中国語にのみ置き換えた同一のコードを用意し