野中幹事長代理が南京大虐殺記念館を視察 「南京大虐殺記念館」を視察、献花する自民党の野中広務幹事長代理(中国・南京) (写真提供:EPA=時事。なお同写真およびキャプションについて、時事通信の承諾なしに複製、改変、翻訳、転載、蓄積、頒布、販売、出版、放送、送信などを行うことは禁じられています) 私が北京に在勤した2年間、日本の政治家の来訪はものすごく多かったが、その中核となり、中国に対しとにかく友好的で融和的で協調的な姿勢に徹するという人たちはなぜかみな橋本派の議員たちだった。なかでも顕著なのは自民党幹事長として訪中してくる野中氏の言動だった。野中氏は2000年5月の江沢民国家主席(当時)との会談では以下のような発言をしたことが公表された。 「江沢民閣下と故小渕恵三首相がともに語り合われた日中友好については、われわれは感動をもって聞いてきました。そのことを子々孫々、語り伝えて
■「子どもを社会で保育する」思想が少子化につながった トーマス・モアが理想としたものの第一は、私有財産の否定だった。自分の財産があるから欲が出て、ケンカが絶えない。それならみんなで共有の財産を持てばよかろう、というわけだ。それがイスラエルの集団共同生活農業につながった。 あるいは中国もそうだ。農地を共同化して、食事は同じところで食べよう、ということだ。さらにはレーニンの社会主義では、「子どもは社会が育てる。親が育てると、我が子かわいさで相続財産づくりに励むからよくない」と、生まれたときから保育園に入れてしまうなど、私有財産の否定はどんどん進んだ。 これを「よいことだ」と信じて、今もやっている国は、僕は日本だけだと思う。学校では給食を出し、保育園を充実させるのはよいことだと、日本では考えられている。こうして親から子どもを奪ってしまうのだが、そうすると日本の親は大喜びで出してしまう。 これが例
第13回 中国主導で徘徊する「東アジア共同体」という妖怪 ~「EU」とはいかに条件が異なるかを整理せよ~ 国際問題評論家 古森 義久氏 2005年12月20日 手をつなぐ各国首脳-東アジア・サミット クアラルンプールで開催された初の東アジア首脳会議で、宣言に署名した後、手をつなぐ参加各国首脳。宣言は今回会議が将来の「東アジア共同体」形成で重要な役割を果たすとうたっている。会議には、東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国と日中韓、インド、オーストラリア、ニュージーランドの計16カ国首脳が参加。ロシアのプーチン大統領も特別ゲストとして出席した(マレーシア・クアラルンプール) (写真提供:EPA=時事。なお同写真およびキャプションについて、時事通信の承諾なしに複製、改変、翻訳、転載、蓄積、頒布、販売、出版、放送、送信などを行うことは禁じられています) またまたこんな実感を味わわされ
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