東京・杉並の和田中の校長に就任した藤原和博氏は、「夜スぺ」などでマスコミの話題を集めたが、保護者との関係や教育のあり方などで実に様々な問題を起こしてきた。しかしマスメディアは、そうしたことにはほとんど触れない。地元住民の1人として見た藤原氏の「改革」の実態、「教育への姿勢」を報告する。 藤原和博氏は2003年度に東京・杉並区立和田中学校に民間会社「リクルート」出身の校長として鳴り物入りで登場しました。それ以来、「よのなか科」、有名人による「特別授業」、地域本部(学校支援本部)の立ち上げ、土曜日に補習授業を行う「ドテラ(土曜日寺子屋)」、民間の塾との提携による「夜スペ」と、いわゆる「改革」を次々に行ったとされます。しかしその実態はどうか? 地元住民の1人としてお伝えします。 1.地域本部の実態 藤原前校長の取り巻きを集めた地域本部、その不透明な会計 文科省は和田中の地域本部(学校支援本