前回の記事への反響に驚いた筆者11月3日に「ITの時代になぜ全席?東海道新幹線のわずらわしい車内改札は改善できないのか」という記事を投稿したところ、賛否両論の大きな反響があったのに驚いた。11月28日午前9時10分現在、ツイッターで643件、Facebookではなんと5290件ものシェアにも上っている。 記事の趣旨は、最近、車掌さんは指定席の販売状況などを把握できる携帯端末を持っている。東北新幹線などは「端末で空席になっているはずの席」(以下、“空席”)のところだけチェックする方式なのに、なぜ、東海道新幹線(山陽新幹線までの直通列車を含む)だけは指定券通りに座っている乗客に対してもいちいち乗車券の提示を求めるのか。東海道新幹線も東北新幹線のようなシステムを採用できないのか、というものだ。 東海道新幹線を運営するJR東海のウェブサイトからも質問してみたが、回答は“公式見解”通りだった。つまり