ZOZOTOWNを運営する株式会社ZOZO(旧スタートトゥデイ)が、去年11月に発表し、大きな話題を集めた『ZOZOSUIT』がようやく編集部に届いた。『ZOZOSUIT』の発表がどうして話題になり得たのか。それは『ZOZOSUIT』が、体のサイズを細かく採寸できるという点にある。 例えば、ホワイトシャツのピスネームに付属するサイズ表記。日本ではJIS規定が定められており、「S」「M」「L」と区分されているが、海外ブランドでは勝手が違う。JIS規定の「S」は、国際標準規格の「XS」であり、イタリアでは「36」であり、イギリスやアメリカにいたっては「14」である。おまけにデザインアプローチが異なれば、表記が「S」であってもサイズに違いが出る。さらにいえば、同じブランドの同じアイテムであっても、生産国や製造年の違いで、着心地に揺らぎが生じるから厄介だ。 この打開策として、無料試着や、実店舗ある