言うまでもなく、画が動く事がアニメーションの原点である。「画」や「動き」こそが、アニメーション作品の最大の魅力だと言ってよいだろう。 今まで日本のアニメーター達は、どういった事を考え、どんな風に仕事をしてきたのだろうか。そして、今後、アニメーションの作画はどう変わっていくのだろうか。 このコーナーでは、ベテランから若手まで、様々なアニメーターに登場してもらい、作画について語っていただく。
さあ、皆さん、お待ちかね! 中村豊の登場だ。 彼はここ数年で俄然注目を集めるようになった、アクションアニメーターである。『カウボーイ ビバップ』1話で彼が描いた、オープンカフェでのスパイクのアクションは鮮烈なものだった。その後も彼は『ビバップ』で、リアルタッチかつトリッキーな人物アクションを披露し、劇場版『COWBOY BEBOP 天国の扉』では、アクション絵コンテ、アクション作画監督を担当。ファンの心を捉えた。また、劇場版『エスカフローネ』冒頭シーンのアクションや、作画マニアの間で話題になった『OVER MAN キングゲイナー』第14話「変化!ドミネーター」での仕事も非常に印象的だ。最近では『Rahxephon』『WOLF'S RAIN』等に参加。BONES作品のアクション面を支えているのだ。 2003年4月23日 取材場所/東京・BONES 取材・構成/小黒祐一郎 1967年12月22
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