もともと「安倍晋三記念小学校」として寄付金を集めていたという、「瑞穂の國記念小學院」に対する異常な安値での不明朗な国有地払い下げ問題。大手メディアは大きく報道していないが、この問題は想定以上に国ぐるみの「スキーム」であった可能性が出てきている。 不明朗な国有地払い下げスキームについては下記の記事が詳しい。 『森友学園の国有地取得の収支』 『森友学園への不明瞭な国給付』 格安での払い下げどころか、現状では国有地を買った森友学園の国への収支はプラスである。つまり、森友学園はほぼタダで国有地を手に入れた上に、補助金によってトータルで利益まで得ているのだ。国が森友学園に対して「有益費」として約1億3000万円余を支払い、さらに建設中の建物が国によって「木質化」の先導事例に選定され約6000万円の補助金を得ている一方、土地の購入費用は頭金を除き10年分割とされたからだ。しかも、10年後に全部払い終わ