最近、Hatoholというオープンソースの運用管理ツールの開発にも参加しています。 開発環境はDebian GNU/Linux sidなのですが、Hatoholのサポート環境にはCentOS 6も含まれているため、ドキュメントを書くときなどはCentOS 6で動作を確認する必要があります。ただ、「Hatohol用のCentOS 6環境」を常時用意しておくのは管理が面倒1です。そのため、仮想マシン上に何度でも簡単にセットアップできるようにしました。 「何度でも簡単にセットアップできる」の部分にはAnsibleを使いました。これは、HatoholのリポジトリーにすでにAnsibleのplaybookファイルが存在したためです。playbookファイルはあるので、Vagrantと組み合わせて仮想マシン上にセットアップできるようにしました。 VagrantとAnsibleの連携方法を調べると、日本
vagrantなんかで使ってるVMは、日本語ロケールの設定がない場合があるのでそれを設定する方法。Ubuntu 12.04 の話。 vagrantでchefやpuppetを使ったprovisioningを使っている場合は、レシピなりを探してきて実行したほうがいいよさげ。いつかやろう。 # ロケール自体が存在しない場合は、ロケールの生成から行う必要がある。 # 以下を実施して設定したいロケールがすでに表示される場合はこのステップは不要 $ locale -a # ロケールを生成する # サポートされているロケールの一覧は以下で閲覧可能 $ less /usr/share/i18n/SUPPORTED # 上記のリストから該当するロケールを生成する $ sudo locale-gen ja_JP.UTF8 # ちょっとその場でロケール変更する場合 $ export LANG="ja_JP.UT
Vagrant でローカル開発環境を作ってたら色々とハマったのでメモ。 Synced Folders 手持ちのマシンにアプリケーションの実行環境を用意したいとき、Vagrantを使うのはよくあると思います。 ただ、ゲストOSに ssh して開発しようとするとクリップボード共有の設定とかがかなり面倒です。 そういうときは Vagrant の Synced Folders 機能を使います。 要するに共有フォルダです。 ホストOSのフォルダをゲストOSにマウントすることで ホストOSで開発 → ゲストOSで実行 を可能にします。 しかしここで問題があって、Synced Folders を利用して開発をしていると権限まわりのトラブルが非常に多いです。 実行ユーザに権限があるはずなのに Operation not permitted とか怒られたらだいたいコイツのせいです。 ホストOSとゲストOSの
目的 Archlinux の Virtualbox 用 Vagrant box を作る。 http://www.vagrantbox.es にはすでにあるけど、サイズが 400M に近いサイズのものが多く、もっと減らせるのではと思った 勉強 作業 仮想マシンの作成 Virtualbox で仮想マシンを作成する。 名前は vagrant-archlinux メモリは 256MB ディスクは VDI で約 40GB 接続には NAT ArchLinux のインストール ここからイメージを落としてくる。 マウントし、起動。 パーティションは分けない。 swap もめんどいからなし ホスト名は vagrant-archlinux /etc/localtime は /usr/share/zoneinfo/UTC passwd: vagrant その他 Installation guide - Arc
Web サイトなどから落としてきたデフォルトのままの Box ファイルから作ることのできる VM は、当たり前だけど自分がいつも使っているような設定が入っていない。 例えば、デフォルトの Box ファイルから作った VM に毎回生じる多量のパッケージの更新作業に費やす時間だけ見ても明らかに無駄だ。 だから、自分でカスタマイズした Box ファイルを作りたいんだけど、どうやら vagrant package コマンドを使えば簡単にできちゃうみたいだ。 Vagrant のインストールなどはプラットフォームによっても異なるため省略。 ひとまずデフォルトの Box ファイル (centos64) を使って VM を起動するところから。 $ vagrant --version Vagrant 1.3.5 $ vagrant init centos64 $ vagrant up $ vagrant s
10分でセットアップできる簡単手順 Windows8 に Vagrantを入れてみる,そしてGitHubにアクセス 最近は、LAMP環境も使い捨てというかCIツール(Jekinsとか)と組み合わせてテスト駆動型で仮想環境を作成・破棄なんていうのが流行っていたりもしますが、Vagrant 使うとさっくり仮想環境(以下 VM)を作成できるよというので試してみました。また作成した Vagrant 環境から Github にアクセスできるようにしてみます。 Vagrant の設定 Chocolatey の導入 Chocolateyは、Windows版 yum っていう感じのコマンドラインからアプリをインストールできるパッケージ管理システムです。これを導入しておくといちいちアプリをぐぐったりしなくていいのとバージョンアップも簡単ですのでまずはインストールします。 https://chocolatey
2014年4月25日金曜日 Vagrantでお手軽に開発環境を作るハナシ(1) #nseg 去る4月19日に開催された長野のIT勉強会 NSEG 第50回で、久々に発表をしてみたので今回はその話題。実は思い立って勤務先用にある社内ツールを作っていたので、それについて。 ここ最近インターネット上に公開されているWebサイトでアプリを稼働させるというと、概ねサーバーは Linux OS であることが多いと思う。お金持ちの SIer サマが Java や .NET でなにやら開発あそばされたとなるとまだまだ Windows だろうが。あ、FreeBSD というひとは「Linux」のところを「FreeBSD」に読み替えていただければ結構です。またまた、もう慣れっこでしょ?そんな扱い(ォィ まあ異論は少なからずあるだろうけれども、Linux 上で Apache と MySQL と PHP でとい
Packerを使ってChef/Puppet/AnsibleでDockerのイメージをつくる Packerは,Vagrantの作者であるMitchell Hashimoto氏によって開発が進められているVirtualBoxやVMWare,Amazon EC2などの仮想マシンのテンプレートの作成を行うツール.VagrantのVirtualBox用のBoxを作るveeweeに置き換わるツールとして知られている.最近のアップデートでDockerのイメージのビルドをサポートした. TL;DR Packerを使えばDockerのイメージをDockerfileを使わずビルドすることができる つまり,Dockerfileの特有な記述を使わず,今まで慣れ親しんできたChefやPuppet,Ansibleのようなプロビジョニングツールを使ってDockerのイメージをビルドできる. 参考 Dockerイメージの
Shin x blog Advent Calendar 2013 の 24 日目です。 先日リリースされた vagrant-serverspec を使って、テストドリブンなサーバ構築を行ってみました。 vagrant-serverspec は、サーバ、インフラの状態をテストするツール serverspec を Vagrant のプロビジョナとして実行できるプラグインです。これを使うことで、vagrant コマンドから、serverspec のテストを実行することができます。 詳しくは、@ryuzee さんの下記エントリを参照して下さい。 vagrant-serverspecを使ってプロビジョニング結果をテストする | Ryuzee.com 仕様 今回構築するサーバの仕様は下記です。PHP 5.5.x をインストールして、ビルトインサーバを起動するというものです。(※ちなみにビルトインサーバ
最近Serfというツールも気になっていたので、とりあえずクラスタを組んでイベントハンドラの設定をしてみるところまでやってみました。 Serfとは http://www.serfdom.io/ https://github.com/hashicorp/serf Serf is a decentralized solution for service discovery and orchestration that is lightweight, highly available, and fault tolerant. Orchestrationという層を支援する軽いツールみたいですね。これをうまく使うことで、クラスタにjoinしたweb serverを自動的に配下に加えるHAProxyとかを実装したり出来ます。参考: Serf+HAProxyで作るAutomatic Load Balanc
タイトルは単なる煽りなので、気にせず先に進みましょう。 最近 chef や puppet、fabric などの自動化ツールの流行を受けて、 その実験環境として vagrant もかなり使われているようです。 vagrant は virtualbox の CLI ラッパーとして非常に良くできており、実験環境を構築するのに非常に便利なツールです*1。 そして、多くの vagrant 紹介記事が書かれているのですが、そこで気になったことがひとつあります。 それは vagrant を利用する際に vagrantbox.es に用意されている VM を利用しようと紹介されていることです。 vagrantbox.es は各々が作った VM イメージ(通称 box)を持ち寄って共有しあうサイトです。 新しくリリースされた distro. のイメージや、ツール(chef, puppet, guest ad
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