前回は、本文アウトライン以外のものもアウトライナーに乗せていいんだよ、というお話をしましたが、もちろんメインとなるのは本文アウトラインです。 今回は、これを育てていきます。 二つのルート 仮の章立ては以下のようになりました。 ここから次のステップに進むのですが、二つ道のりがあります。 さらに砕く いっそ書く 「さらに砕く」とは、章レベルができたので次にもう一段階細かいレベル(項)について考える、ということです。いわゆるトップダウン的なアプローチですね。 たとえば、「第一章 情報社会とは何か?」という章ならば、ここにどんな項(項目)が含まれるのかを検討します。その際は、ブレストに関するノウハウや発想法が活躍することでしょう。 一方で、「いっそ書く」という手もあります。どういうことかというと、項目については考えずに、そのまま文章を書き下ろすのです。 いや、その言い方だと語弊が生じるかもしれませ