創業から130年を超える青森の老舗「吉田屋」の弁当を食べた人が、腹痛や嘔吐などの症状を訴えている問題。 【画像】弁当から発見された2つの菌の特徴。これが発見されることは「通常ならあり得ない」との声も 青森・八戸市保健所は、弁当から食中毒の原因となる菌が検出されたことなどから、食中毒と断定し、23日付で期限を設けず営業のすべてを禁止処分としました。 被害は全国に波及、9月21日までに、八戸市保健所には21都県270人の被害が報告されており、他にも被害を訴えている人がいるため、今後さらに増えると見られています。 老舗店で起きた、食中毒問題。一体、何があったのでしょうか? 専門家「あり得ない話」食中毒の原因は?吉田屋の弁当や、体調不良を訴える人から発見されたのは、黄色ブドウ球菌と、セレウス菌。 食品安全教育研究所代表の河岸宏和氏によると、この二つの菌が発見されることは、通常なら「あり得ないこと」