日本共産党の塩川鉄也衆院議員は二十二日、衆院総務委員会で、総務省の補助で光ファイバー網を整備した自治体の住民の中で、高額の利用料金のため「テレビ難民」が発生していると指摘し、その改善を求めました。 塩川氏が取り上げたのは、徳島県上勝町の事例。同町では、総務省の「加入者系光ファイバー網設備整備事業」を活用し、高速インターネットやケーブルテレビなどのサービスを提供しています。しかし、月額利用料金は、これらのサービスを一括した設定で、テレビ視聴のみの設定はありません。町は「補助金が高速インターネット環境の整備という性格上、テレビだけの料金はできない」と説明してきました。 塩川氏は「補助金の交付を受けた自治体には、高速インターネットとケーブルテレビの料金を別に設定している例もある」とのべ、別建ての料金設定が補助金の趣旨に反するかどうかただしました。総務省は「料金設定に特段の要件を定めていない。別建
NTT(持ち株会社)は4月22日、ネット上に投稿された動画や音声コンテンツの中に、あらかじめ登録しておいた動画や音楽が含まれているかどうかを検出できるフィンガープリント技術「ロバストメディア探索技術」の実証実験を、米国企業と共同で始めた。 映画館で盗撮した映画の映像や、動画に文字や画像、音声を重ねて編集した「MAD」映像などからも、元となる映像や音声を高精度・高速に検出できるとしている。実験で有効性が検証されれば、コンテンツホルダーや動画投稿サイトなどに売り込む計画だ。 同社のコミュニケーション科学基礎研究所で研究してきた技術を活用した。コンテンツホルダー向けに著作物の管理システムを提供している米BayTSPと共同で実験する。まず、BayTSPがコンテンツホルダーから動画や楽曲の情報オリジナルデータを取得。動画投稿サイトなどから、動画や音声データも取得する。 NTT側は、両データを受け取っ
虚無と犯罪 山口県光市の母子殺害事件について。 あの被告人の言葉には、虚無を感じる。特に有名なのは、「無期はほぼキマリでして、7年そこそこで地上にひょっこり芽を出す」だろう。 「芽を出す」。この表現の暗さは形容しがたい。「シャバに戻る」ではなく「地上に芽を出す」。自分は地上に属する人間ではないのだと、暗に語っている。故郷のような「ここに戻りたい」と願う場所がないのだと、それも失ったのではなく最初からないのだと、暗に語っている。 あまり注目はされていないが、これも虚無を感じさせる言葉が新たに報道された。 「死刑もやむを得ないと思う?」と問われて、「はい。僕は死刑存置主義者ですから」 法廷闘争のありさまからして、被告人は文字どおりの死に物狂いで死刑を免れようとしているのかと思っていた。が、この発言である。死に物狂いの人間の言うことではない。絶望や諦念でもない。無関心、というべきだろう。 自分が
母子殺害死刑判決 本村さん「墓前に報告したい」 22日、広島高裁であった山口県光市母子殺害事件差し戻し控訴審の判決宣告。元少年への極刑に、遺族の本村洋さん(32)は「刑を受け入れてほしい」と言った。 判決終了後、本村洋さんは広島高裁近くのホテルで記者会見に臨んだ。 カメラのフラッシュがたかれるなか、しばらく目を閉じた後、「判決を下してくださった広島高裁には感謝しております。今回の裁判の裁判所の見解は極めてまっとうだと思うし、正しい判決が下されたと思っています」と涙を浮かべながら話し、「亡くなった2人の墓前に早く報告に行きたい」と語った。 何度も判決を評価した。「素晴らしい判決文でした。私が裁判を通じて疑問に思っていたことを明らかにしてくれた」「遺族全員が希望していた判決」 死刑判決が出るまでに9年の歳月がかかった。本村さんは「時間がかかったということはそれだけ判決が重いものであると思う」。
以下、長いですが引用します。2008-04-09■[床屋政談・ニュース速報]日本人は『国境なき記者団』や「世界報道自由ランキング」を本当に正しく理解しているのだろうか?id:HALTAN:20080409:p1 では文脈上、ダライ・ラマに肯定的とはしましたが、実は自分も前から薄々はこう思っていました。国境なき記者団やネット右翼の言い分は腑に落ちない部分はありましたね。この辺りについては、「国家においては『言論の自由』はどこまで認められるべきか」「国民国家はいかに大事か」「いまだ国民国家になりきれていない国において、マイノリティをいかに治めるべきか」(2008-03-21■[TV(ドラマ以外)]25年後の祖国 〜あるクルド人難民の帰郷〜id:HALTAN:20080321:p6)についての問題もあると思うんですが、それはまた別の話になってしまうので深入りはしません。●「じゃあ、ダライ・ラマと
てか、最高裁が実質「死刑にしろ」といってたんだから、それに従わないと、高裁の裁判官は左遷されちゃうわけ。よって、死刑判決なんだろう、と思ってました。なんだかんだいって、それが現実。 脊髄反射しかできない輩はおいといて、それなりのリテラシーをもっている人の多くは、こんな感想をもったかもしれない。僕も通常なら、こんな態度をとった…だろう。そして一年後には完璧に忘れる。しかし、残念なことに(?)去年の六月に安田好弘弁護士はなんでこんなにフルボッコなんだろうを書いてから、菊地成孔と15000字のやりとりをしたり、弁護団の会見に足を運んでみたり、ということで 相当思い入れのある事件だったため、上記のような反応はできなかった。 東京新聞:当時18歳に死刑判決 光市母子殺害 広島高裁差し戻し審 『新供述は不自然』:社会(TOKYO Web) 山口県光市の母子殺害事件差し戻し控訴審で、元少年を死刑とした二
正義は守られたけど、むなしさは残る。 「【光市母子殺害】被告に死刑を宣告 差し戻し控訴審」事件です‐裁判ニュース:イザ! 2008/04/22-05:28 「9年間非常に長かった」と本村さん=葛藤抱え、求め続けた極刑−光市母子殺害 : 時事ドットコム:指定記事 光母子殺害:元少年に死刑判決 広島高裁 - 毎日jp(毎日新聞) この判決を支持する意見の人の声は、最後に関連サイトへのリンク一覧でまとめておきますが、皆さん一様に「正しい判決」であり、「正義が守られた」「司法が正常に機能した」と言っている人たちでも、これが100%諸手をあげて喜んで良いことではない、一つの問題をクリアしたあとに、新たな問題意識を抱えている方が多いのがよく分かります。しかし一部の反対派の人たちが、この判決を受けて、さも「死刑支持」の人たちが、この判決を受けて小躍りしているような表現をしている人がいるのは、僕は許し難い
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