ソニーは11月10日、2016年3月をもって、ベータビデオカセットおよびマイクロMVカセットの出荷を終了すると発表した。 ベータビデオカセットは、家庭用のビデオ記録用途に向け開発した磁気テープ記録方式「ベータマックスフォーマット」の記録メディア。1975年に生産を開始した。同フォーマット対応ビデオテープレコーダー機器の生産は2002年に完了している。 マイクロMVカセットは、デジタルビデオカメラの記録方式「マイクロMVフォーマット」の記録用テープメディアで、同フォーマット対応ビデオカメラの生産は2005年に完了している。 出荷終了となる記録メディアの型番は、ベータビデオカセットの「EL-500B」「2L-500MHGB」「2L-750MHGB」「L-25CLP(ベータビデオ用クリーニングテープ)」。マイクロMVカセットの「MGR60」「MGRCLD(マイクロMV用クリーニングテープ)」。