専門家によっては「数年以内に噴火の可能性がある」との見方が出ている富士山。過去に起きた噴火の記録をひもとけば、溶岩流や大量の火山灰などもう一つの荒々しい姿がのぞく。今起きたら、首都圏を含む広い範囲に莫大な被害を及ぼすことは確実。何に留意し、いかに備えるべきなのか。【井田純】 ◇コンタクトレンズ厳禁/パソコンダウンの恐れ/大規模停電の可能性も 「昨年の大震災で日本列島が東西に引っ張られ、マグマが出やすくなった、という考えが成り立つ。日本の活火山のうち危険度の高い20前後は、どれが噴火してもおかしくない」と語るのは京都大の鎌田浩毅教授(火山学)。最大の心配は富士山だ。首都圏に近く、江戸時代の「宝永噴火」から約300年間噴火がない分、マグマがたまっていると考えられるからだ。「火山活動と密接な関連のある低周波地震も観測されている。富士山が“スタンバイ状態”にあることは確かです」 注目されているのは
13日午前7時45分ごろ、横浜市中区日本大通のみなとみらい線日本大通り駅で、通学途中の高校3年の女子生徒(18)=川崎市=がホームから上り側線路に転落した。電車が接近していたが、通勤途中の会社員と警察官が線路に下り、線路脇の側溝に一緒に避難した。女子生徒は頭に軽傷を負っただけで救出され、助けた2人にけがはなかった。 神奈川県警加賀町署によると、転落を目撃した横浜市中区の会社員、戸田真人さん(40)と県警横浜水上署の長崎光久巡査長(53)がすぐ線路に下り、女子生徒をホーム向かいの壁沿いにある側溝に移動させた。直後に到着した電車は急ブレーキをかけたものの間に合わず、3人は側溝に身を伏せてやり過ごした。電車停止後、側溝をはって移動し、ホームに上がったという。 みなとみらい線は全線地下を通る。同駅はホームの両側に線路がある島式ホームで、壁下方にある側溝は深さ30センチほどだった。 女子生徒は学校近
自民党の谷垣禎一総裁(67)は10日午前、党本部で緊急の記者会見を開き、党総裁選(14日告示、26日投開票)について「執行部から2人出るのはよくないと決断した」と出馬を断念することを表明した。谷垣氏は7、8両日、石原伸晃幹事長(55)との一本化へ向け4回にわたり協議したが決裂。執行部系候補の共倒れを懸念する大島理森副総裁がなお調整を続けていた。 谷垣氏は9日、京都市の党会合で「近いうちに(衆院)解散・総選挙で勝利を占めなければならない。野党総裁として、この壁は私自身が体当たりしてぶち破っていかなければいけない」と出馬への決意を重ねて示す一方、自身と石原氏の両方が出馬することについては記者団に「(総裁と幹事長として党運営を)今まで一緒にやってきたわけだから、望ましいことだと思わない」と語っていた。 これに対し、石破茂前政調会長(55)が10日午前、衆院議員会館で記者会見を開き、立候補を表明し
大阪府和泉市議選で初当選を決め、握手して喜ぶスペル・デルフィンさん(右)と妻の早坂好恵さん=大阪府和泉市上町の事務所で2012年9月9日、山下貴史撮影 任期満了に伴う大阪府和泉市議選(定数24)が9日、投開票され、元大阪プロレス社長の覆面プロレスラー、スペル・デルフィンさん(44)=無所属=が3552票を獲得し、2位で初当選した。選挙活動に覆面姿で取り組み、今後についても「マスク着用で和泉が注目される。他の議員から反対がなければ、議場でもかぶり続ける」と話した。 デルフィンさんは和泉市出身。現在は沖縄プロレスの社長を務める。妻はタレントの早坂好恵さん(36)。立候補に当たり、「素顔なら注目されない。和泉の『客寄せパンダ』となるため」と、覆面での選挙活動を表明。市選管は「意識的な表示となるマークや文字などがあれば公職選挙法に触れるが、単純模様の覆面は禁止されていない」と判断した。 03年の岩
「桂米朝展」の記者会見後、落語を披露する人間型ロボット「米朝アンドロイド」=大阪市で2012年7月23日、三浦博之撮影 11月に87歳を迎える落語家で人間国宝、桂米朝さん(86)をモデルにしたアンドロイド(人間型ロボット)が制作され、23日公開された。8月1〜9日、大阪市北区のサンケイホールブリーゼで開かれる「米寿記念 桂米朝展」で披露される。 劇場運営会社のブリーゼアーツが、知能ロボットを研究し劇作家の平田オリザさんと「ロボット演劇」にも取り組む石黒浩・大阪大教授に、米朝展に合わせて制作を依頼した。総制作費は展覧会を含め8000万円以上。 アンドロイドは約10年前の米朝さんをモデルにリアルな動きや笑顔を見せ、会見に同席した米朝さんは、時折苦笑いを浮かべながら「部分部分は確かによう似てるわ」と話し、最後は「やっぱりいややな」と笑わせた。 同展の会場では「米朝アンドロイドシアター」として、ア
7月11日、米オハイオ州ディファイアンスで、飲食店を営むカール・キスナーさんらが今年2月に祖父の屋根裏から、100年以上前の野球カードを発見した。提供写真(2012年 ロイター) [11日 ロイター] 米オハイオ州ディファイアンスで、飲食店を営むカール・キスナーさん(51)が今年2月に祖父の屋根裏から見つけたもの──。それは、今から100年以上前の野球カードだった。 タイ・カッブ、サイ・ヤング、ホーナス・ワグナーなど往年の有名選手が描かれた約700枚の野球カードは新品同様の保存状態で、そのうち最も価値の高いカード37枚が8月2日に競売にかけられる。 競売元の米ヘリテージ・オークションズによると、落札価格は計280万ドル(約2億2000万円)にも達するとみられており、「趣味の分野で史上最大の発見」だという。また今回の発見で、現存する1910年のカードの枚数は倍に増えた。 キスナー家は1928
プロ野球・巨人の原監督が20日、球団を通じて、「清武さんへ」と題して発表した談話は次の通り。 清武さんへ 巨人軍の選手、OB、関係者を傷つける報道が相次いでいます。たくさんの暴露が行われ、巨人軍関係者を混乱させ、選手、OBを苦しませています。私は監督という立場で心を痛めてきました。 こんなことがなぜ続くのか。清武さんのほかに、いったいだれがいるのか。 今回は、私のことで良かったと思っています。 巨人軍の低迷期に清武さんと会い、同じ釜の飯を食い、同じ目的に向かって、悔しい時も、うれしい時も本気で涙を流してきました。ファンに愛され、強くある巨人軍をめざし、リーグ3連覇、日本一も成し遂げました。 巨人軍を育て、守り、築いてきた偉大な先輩方がたくさんいられます。未来へ夢をつなぎ、巨人軍の発展を願っている方もたくさんいられます。清武さんもその一人だと信じます。 巨人軍の一員だったことを誇りとして、こ
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