「この坂を超えたなら 幸せが待っている そんな言葉を信じて 越えた七坂 四十路坂」 都はるみの『夫婦坂』という歌の歌詞の一節です。 「借金返したら幸せになれる」 「病気治ったら幸せになれる」 そう信じているから頑張れるのです。 幸せになれると思えなかったら 登る気にもなれません。 生きる気力を失ってしまうでしょう。 私も受験生の時は、 この受験、という坂さえ越えたなら安心できるんだ、 と勉強したものです。 その当時は大変な坂だと思っていましたが、 今から思うともっと急な坂がその後には待っていました・・・ この坂さえ越えたなら幸せになれる。 全人類は固く信じて生きています。 どうしたらこの坂を越えられるか、 こればかり考えているのです。 一国の大統領から小学生まで、全部です。 これさえ越えたなら、これさえ越えたなら、 と信じて登ってみると そこにはもっと急坂が待っている・・ 一時は途方に暮れ
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