近藤科学は26日、2足歩行ロボット組立キットの新製品「KHR-2HV」を発表した。新たにHV(ハイボルテージ)サーボモータを採用し、より強力でスピーディな動作を可能とした。価格はオープンプライスで、販売は6月2日より開始。秋葉原のツクモロボット王国での価格は、89,985円を予定している。 新型機の「KHR-2HV」。スタイルは初代機「KHR-1」を踏襲している スマートな側面。部品点数は少なくなり、組み立てやすくなったという 初代機の「KHR-1」は2004年6月に発売され、モーション入力を簡単にする「教示機能」や、10万円台前半という低価格を実現したことで、2足歩行ロボットの「定番」商品となった。新型機のサイズは183×353mm、重量は1.27kgと、従来とほぼ同じ。自由度の数も17と変わりはなく、外見のイメージは従来を踏襲している。 KHR-2HVでの最大の改良点は、関節のサーボモ