2021年2月21日のブックマーク (1件)

  • 日本人に知ってほしい芸術家が育つ土壌の価値

    もちろん、セカンダリーの価格が高くなれば、その分プライマリーの価格にも影響してきます。ただこの関係は両刃の剣で、もしセカンダリー価格が下がったり、オークションで売れなかったり(不落札)した場合は、プライマリーで少しずつ築き上げてきた価格が破壊されることもあります。 ――値段が急騰したら、バブルが弾けて急落することもあるのではないでしょうか。 「山高ければ谷深し」とは株式世界の格言ですが、アートマーケットに相場があるとすれば、上がり下がりは市場の原理ですね。オークションでの価格の急騰が、その作家の芸術性や希少価値を評価したものなら、急落してもいずれ値は戻ります。問題は一過性のブームに乗った作品です。やけどするかもしれません。 美術史上の評価が固まっている作家の場合は、景気が悪くなってもあまり値崩れしません。例えば、アメリカを代表するポップアーティスト、アンディ・ウォーホルの場合、一時的に下が

    日本人に知ってほしい芸術家が育つ土壌の価値
    kota-mishima
    kota-mishima 2021/02/21
    “国内のオークションでは、新たに登場してきたミレニアル世代(30〜40代)のコレクターが買い手の中心で、美術史やコンセプトが優れた作家より、イメージ先行の、わかりやすいかわいい系の絵画が人気を集めている。