ファイルシステムのアクセスを最適化する Linuxは、ファイルの作成時刻、最終更新時刻、最終アクセス時刻を記録する。しかし最終アクセス時刻の記録は、ファイルを読んだだけのときにも、システムが最終時刻の記録のためにファイルのディレクトリエントリを更新するため、通常はファイルのアクセス速度の低下を招くことになる。書き込みによって速度が低下することがあるということは、この更新を行うのをやめてしまえば性能が向上するはずだ。 このスピードアップを実現するためには、ファイルシステムのマウント方法を変更すればよい。そのためにはまず、ルートとして「cat /etc/fstab」を実行してみよう。わたしの場合、以下のような結果になった。 /dev/hda3 / reiserfs acl,user_xattr 1 1 /dev/hda1