NTTドコモが8月1日に発売する「らくらくスマートフォン F-12D」(以下、F-12D)は、らくらくホンシリーズで培った使いやすさと、スマートフォンならではの大画面や便利さを兼ね備えたシニア向けの富士通製Android端末だ。 タッチ操作が初めてというユーザー向けに、キーを押した感覚をしっかり伝え、誤操作を防ぐ「らくらくタッチパネル」を搭載した。その一方で、標準的なAndroidスマートフォンでは欠かせないGoogleアカウントを使わず、Google Playが利用できないという特徴もある。 シニアに使いやすいスマートフォンにするために、どのようなコンセプトで機能を選び、あるいは省いたのか。開発陣であるNTTドコモ プロダクト部第二商品企画担当課長の今田剛氏と同プロダクト部第一商品企画担当の大堀敬広氏に、F-12Dの使いやすさへのこだわりを聞いた。また専用のパケット定額サービス「らくらく