潘国連事務総長 資質問われる偏向「介入」発言(8月28日付・読売社説) 耳を疑うような国連事務総長の発言である。 潘基文事務総長が、韓国外交省で記者会見し、「歴史をどう認識すれば未来志向的に善隣友好関係を維持できるのか、日本の政府、政治指導者には、深い省察と国際的な未来を見通すビジョンが必要だ」と述べた。 韓国人記者から、歴史認識や領土問題を巡る日中韓の対立と日本の憲法改正の動きについて、国連および事務総長としての見解を質問されて、答えた内容だ。 潘氏は、韓国の盧武鉉政権時代に外相を務めたベテラン外交官だ。だが、今は国連事務総長として、特定の国にくみしない中立性、公平性が求められている。 潘氏は韓国や中国の政治家には触れなかった。日本の政治指導者だけへの言及は、あたかも北東アジア地域のあつれきの原因が日本にあるかのように、世界中で受け取られかねない。一方的で、問題ある発言と言わざるを得ない
これが国連事務総長の発言かと耳を疑う。 韓国出身の潘基文事務総長がソウルでの記者会見で、安倍晋三政権の歴史認識を批判した。 事務総長は国家間で対立する問題では中立の立場でなければならない。菅義偉官房長官がその発言に「疑問を感じる」と不快感を示したのは当然だ。潘氏にその真意をただし、納得いく説明を求めてほしい。 潘氏は会見で、「北東アジアの国々が憂慮している日本政府の平和憲法改正の動きに対する国連の立場」を問われ、「日本の政治指導者は極めて深く自らを省みて、国際的な未来を見通すビジョンが必要だ」と注文を付けた。 歴史認識や領土問題に関した質問には、日本と中韓との緊張関係に「事務総長として遺憾」を表したうえで、「正しい歴史認識を持ってこそ他の国々から尊敬と信頼を受けられるのではないか」と事実上、安倍政権を批判した。 潘氏の発言は、歴史認識を絡めて対日批判を強める韓国や中国の肩を持つものであり、
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