既報の通り、AMDはZen 3をRyzen 5000シリーズとして発表した。まだ肝心のMicroarchitectureとかの詳細は明らかになっていないが、発表会に先立って、ちょっとだけ深い内容が公開されたので、これをまとめてご紹介したい。というか、実はこの原稿は当然ながら発表会前に書いているので、一部発表会の内容と被る部分もあると思うが、それはご容赦いただきたい。 さてまずZen 3、出荷は2020年第4四半期中とされた(Photo01)。後で出てくるが、実際の出荷時期は11月5日である。そのZen 3であるが、より高い動作周波数Boostと、IPCの向上が主なテーマである(Photo02)。まずコアレイアウト周りからいくと、CCXがついに8コア単位になり、またL3のLatencyが半減した。このあたりも加味したうえで、IPC向上は19%にも及ぶとする(Photo03)。その19%のIP
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