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書評に関するkotarob2002のブックマーク (3)

  • 業務改革の教科書

    満足度★★★★ 付箋数:25 著者の榊巻亮さんから献いただきました。ありがとうございます。 時代の変化のスピードが加速していることで、 企業は「業務改革」に迫られることが多くなりました。 しかし、改革のプロジェクトはあまり大きな成果を上げず、 その大半が失敗すると言われます。 日経コンピュータの調べによると、IT関係のプロジェクトの 成功率はわずか「31%」しかないそうです。 しかし、書の著者、白川克さんと榊巻亮さんが所属する コンサルティング会社、ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズが 支援する業務改革プロジェクトは、「95.6%」という 高い成功率になるそうです。 なぜ、一般的な改革プロジェクトの成功率は、こんなに低いのか? そして、なぜ、ケンブリッジが支援したプロジェクトは、 ほとんど失敗しないのか? 「話せば10時間ぐらいは必要なのだが、無理やり短くすると “プロジェクト

    業務改革の教科書
  • ドラッカーを学ぶための3冊 : 金融日記

    ピーター・ドラッカーはいうまでもなく20世紀を代表する大経営学者であり、社会学者です。 1909年に生まれたドラッカーはつい最近、つまり100歳近くまで大学で教鞭を執っていました。 さすがに100歳近くまで経営学の最先端で仕事をしていたので、ドラッカーの最近のを読むと、ロンドンでケインズの講義を受けたことや、新聞記者をしていた時にヒトラーのインタビューをたびたびしたことや、若い時に投資銀行で働いていた時の大恐慌の経験のことが自分の思い出話として普通にでてきて、それで、日の失われた10年の話や、21世紀の知識社会などの「今」を論じているので、その歴史観にはただただ圧倒されます。 経済学というのは科学のような装いですが、実際は人の行動という極めてよくわからないものの集合である社会を扱うので、物理学のような自然科学が有する厳密性や正確性とは程遠いものですが、それでも経営学と比べればはるかに頑

    ドラッカーを学ぶための3冊 : 金融日記
  • 考えるための書評集

    ヤスパースと仏教 湯田 豊 はしがきに書かれているように、著者はヤスパースの仏教観を徹底的に、荒廃的に批判したといっている。こてんぱんに批判されすぎて、もうまともに理解しようとする気が失せるほど容赦がない。愛情やリスペクトがあまりにも欠落している。 著者はヤスパースはトインビー同様、一流の思想家ではないと断ずる。一流の思想家は生き方が正直で、ひたむきに生きることだといい、そのような思想家にゲーテ、ニーチェ、フロイトをあげている。 著者は若いころにヤスパース、ハイデガー、サルトルの実存哲学にはまり、マックス・ミュラーによってインド哲学に深く傾倒するようになったといっている。その後、インド哲学の著作を多く書き、ヤスパースやニーチェの仏教観を分析したなどを出している。 ヤスパースは『偉大な哲学者たち』の中で仏陀とナーガルジュナの思想をとりあげている。著者の湯田豊はリポートしているだけであり、な

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