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  • ぐうたらポイ活 その1 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら みなさまこんにちは、お久しぶりです。 ポいもです。 2023年12月以降、すでに書き溜めたリライト記事の予約投稿ばかりしていたのでなんかね、私自身は久々感があるんです。 “リライトり始めた”2023年12月、ポいもは町外れの片隅でひっそりとポイ活を始めました。 最初「ポイ活」という言葉を聞いたときは、お買い物した時や携帯料金の支払い、そのほか公共料金を支払うときに付与されるポイントのことだけをいうのだと思っていたポいも。 あとは、歩いたり乗り物に乗って移動するだけで、ポイントが付与されるアプリを入れるとか… 始める前、ポイ活に対してのポいもの印象。 ポイントをためるために無駄遣いしそう。 つい必要のないものまで買っちゃったりして… それお得なの? 10ポイントが当たるかもしれないからって、100ポイント

    ぐうたらポイ活 その1 - マメチュー先生の調剤薬局
    kotetumamatomo
    kotetumamatomo 2024/02/11
    ポイ活いろいろやってみたけどどれも続かない結局飽きて放置してますわ
  • 薬師如来さま その2 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 お仕事前、ポ村を見守る薬師如来さまに手を合わせに来た、マメチュー先生とてんまさん。 ”薬剤師としてミスは許されない”そう思っているてんまさんは、ヒューマンエラーが起きないよう薬師如来さまに祈りを捧げます。 「最後は神頼みだなんて子どもっぽいかな。もう大人なのにな…」 「あっ、マメ先生見て下さい」 真っ白な蛾の子どもさん。無毒。 「こんな季節に、シロヒトリの赤ちゃんですよ」 夢中で見つめるてんまさん。 「一生懸命歩いちゃって、可愛い」 「ふわふわしていますね」 「そんなに全速力でどこいくの、ばぶちゃん。ママのところ?」 てんまさんは患者さん以外の人間には人見知りですが、動植物にはそれがないようです。 精神的、肉体的に弱っている患者さんには、優しくしてあげられる。 でもそれ以外の人とは少し…接す

    薬師如来さま その2 - マメチュー先生の調剤薬局
    kotetumamatomo
    kotetumamatomo 2024/02/11
    毛虫を捕まえるてんまさん凄いわ
  • 薬師如来さま その1 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら マメチュー先生には毎朝、通っているところがあります。 ふと、目的地にどなたかが先に来ていることに気が付きました。 「朝は気持ちがいいだす」 「うん、ね」 てんまさんは嬉しそうに、カラスケくんとおしゃべりしています。 そこへ人間に警戒心を持つ妖精の少女、シルプさんが割り込みました。 「カラスケ、ちょっとそっち行ってて」 「なんだす?」 「あのね、てんま。こないだ、あの人がね」 「…じゃあ、そっちいっとくだすね」 カラスケくんを押しのけ、てんまさんとおしゃべりしたくてたまらない様子の妖精の少女。 人見知り同士、シルプさんとてんまさんは仲が良いみたいです。 てんまさんは野生動物など無理には、手懐けようとはしません。 多分シルプさん(野生動物)の場合も、てんまさんを見かけるうちにシルプさん自身が興味を持ったので

    薬師如来さま その1 - マメチュー先生の調剤薬局
    kotetumamatomo
    kotetumamatomo 2024/02/05
    マメチュー先生とても素晴らしい先生だわ
  • 木じじい その3 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 薬局の片隅に住んでいる超長寿の木じじい。 なんだか昨晩から具合が悪いようです。 心配したマメチュー先生は木じじい用の薬草を取りに行くため、早朝5時からお出掛け。 無事、薬草を手に入れたので、今は帰宅中です。 時刻はまだ午前7時前のため、午前9時の開店には十分間に合う時間なのですが、やはり猛スピードで移動中。 木じじいにはなるべく早く、お薬を飲んでもらいたいですから。 ガラガラガラ 前方から荷車を引いた行商の方がやってきました。 「あ、今日はおうどんですか?」 「ええ、おいしいですよ」 「では、3玉頂けますか?」 マメチュー先生はまだ時間があるため、行商の方が販売しているうどんを購入することにしました。 「ありがとう。でも今日はお金じゃなくて、その手に持っているお薬が欲しいんですけど」 「薬で

    木じじい その3 - マメチュー先生の調剤薬局
    kotetumamatomo
    kotetumamatomo 2024/02/05
    温かいおうどんで心も体も暖まって元気になるといいですね
  • 木じじい その2 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 薬局の片隅に住んでいる超長寿の木じじい。なんだか昨晩から具合が悪いようです。 心配したマメチュー先生は木じじい用の薬草を取りに行くため、早朝5時からお出掛け。 マメチュー先生は相変わらずの猛スピードです。 記事:ガールズセラピー 薬局の開店時間は朝9時。 朝の時間、開店準備の時間を考えても、午前8時頃には戻っておきたいところです。 夜は遅い時間になっても特に変化を感じないのに、早朝は独特の空気が辺りを漂っています。 これから一日が始まるのだという、ソワソワっとした空気。 人間が活動していないため空気がより澄んでいるのだそうですが、なんか他にも秘密の理由があるような気がしてなりません。 “バササッ“ 「おや、カラスケさん、おはようございます」 「マメ先生だすね。おはようだす」 カラスケさんは

    木じじい その2 - マメチュー先生の調剤薬局
    kotetumamatomo
    kotetumamatomo 2024/01/30
    マメチュー先生のスピードが……それだけ木じじいのことが心配なのよね
  • 木じじい その1 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 彼が誕生してから幾年が過ぎたのでしょう。 樹齢数千年。 樹木というのは動物たちよりも長生きであることが多く、樹齢千年越えの長寿の木は珍しくありません。 私たちが生まれる前からそこに存在し、私たちが死してこの世から消え去った後もそこに存在している。 周囲を這うありんこたちを見つめ、枝でくつろぐ鳥たちを見つめ、頭上を行き交う白い雲を見つめ、平和な時もそうでない時も、ただただ見つめてきた日々。 人間からしたら気が遠くなるほどの長い歳月、彼らは何を思って過ごしているのでしょう。 そんな植物たちも他の生物同様、時には体調が悪くなることもある。 上手に身動きが出来ない、ただそこにいるしか出来ない植物たちはきっと他の生物たちより、体調の悪さは死活問題なのではないでしょうか。 横になることも、雨風をよけるために場所を移

    木じじい その1 - マメチュー先生の調剤薬局
    kotetumamatomo
    kotetumamatomo 2024/01/30
    木じじい元気になってほしいですね
  • 花占い その2 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 誰かに恋をしているらしく”惚れ薬”を欲しがる妖精の少女、シルプさん。彼女は最近顔色が悪く、あまり事をしていない様子。心配するマメチュー先生ですが、森の動物たち同様、人間に警戒をしているようで、近寄ると逃げられてしまいます。 どうしたらシルプさんは、警戒心を解いてくれるのでしょう。しっかり事をして元気になったもらいたいのですが、なかなか心を開いてくれない妖精の少女。 彼女が求める”惚れ薬”になにかヒントがあるのでしょうか? 子どもというのは親や先生に言われたことは素直に聞かないのに、好きな人に言われたことは好意を持ってもらいたいがため、素直に聞いたりするものです。 ”好きな人の力”というのは魔法のように、簡単に人を動かせたりする… でも今のところマメチュー先生に出来ることは、シルプさんを見

    花占い その2 - マメチュー先生の調剤薬局
    kotetumamatomo
    kotetumamatomo 2024/01/24
    温泉卵は美味しいから気に入ったのね
  • 花占い その1 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら ……。 あら?どなたかと目が合いました。 この方は、ポ村に住む人見知りの妖精、シルプさん。 彼女は”惚れ薬”とやらが欲しいそうでこうやって時折、様子を伺いに来ます。 妖精さんといえども、不思議な薬を作ることは出来ないみたい。 しかし残念ながらマメチュー先生の薬局では、惚れ薬の入荷の予定はありません。 「シルプさん、おはようございます」 マメチュー先生は、柔らかい声で朝のご挨拶。 一方、挨拶をされたシルプさんは、樹木の後ろにササッと隠れてしまいました。 妖精の少女であるシルプさんは森の動物たち同様、人間に対して少し警戒心があるようです。 彼女が行っているのは、お花での恋占い。 可愛いですね。 彼女はどなたかに恋をしているのでしょう。 生花をちぎるのが嫌みたいですね。 花占いは、いい結果が出るまで永遠とやり

    花占い その1 - マメチュー先生の調剤薬局
    kotetumamatomo
    kotetumamatomo 2024/01/24
    人見知りの妖精さん早く元気が戻るといいですね
  • 湿潤療法 その3 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 信号待ちでイライラしてしまうような、そんなせっかちな性格が原因で、指をケガしたというまゆさん。 USAさんはまゆさんに消毒薬を渡そうとしますが、なぜかマメチュー先生に取り上げられてしまいました。 「今は消毒薬を使う必要はないんですよ。水で雑菌を洗い流すだけでいいんです」 「ええー、嘘ですよぉ。昔からケガをしたら、消毒はするものと決まっていますもの。毛を剃ったら濃くなると言われてますもの」 「毛を剃っても濃くならないよ。年寄りはそうやって考え方が凝り固まる」 「まゆちゃん、今の誰の事?」 「USA、赤チン世代でしょ?」 【赤チン:マーキュロクロム液】 マーキュロクロム液という殺菌消毒液が赤かったので、赤チンと呼ばれていました。 昔は学校の保健室に必ずあった消毒薬。 【 湿潤療法 】 傷口から出

    湿潤療法 その3 - マメチュー先生の調剤薬局
    kotetumamatomo
    kotetumamatomo 2024/01/24
    赤チンケガしてなくてもつけて遊んでたな~
  • 湿潤療法 その2 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 せっかちが原因で指をケガしたというまゆさん。 信号待ち等でも、いちいちイライラ。 なぜそんなにせっかちと思われる行動を、とってしまうのでしょう。 「別にあたしさぁ、時間に追われた生活してないわけよ」 「うん、あたしにもそう見えてる」 「でしょ?せっかちな人の中には、分単位で予定を入れてる人とかいるじゃない?つねに何かやってなきゃ気が済まない人」 「そうね。人の人生だけど、あたしなんかから見ると、毎日大変そうだなって思うわよ」 「あたしもUSAとおんなじこと、思っているわけ。んで、彼らみたいなタイプがせっかちなのはまぁ分かる。けどあたしは常に予定が入っている方が嫌だし、旅行とかだってある程度は決めていても、行き当たりばったり感も面白いと思うわけ。人の遅刻は嫌いだけど、自分が早く待ち合わせ場所に

    湿潤療法 その2 - マメチュー先生の調剤薬局
    kotetumamatomo
    kotetumamatomo 2024/01/16
    カッターかぁ~読んでるだけで痛くなるわ
  • 湿潤療法 その1 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら マメチュー先生の調剤薬局 USAさんは嬉しそうにまゆさんに絆創膏を持ってきました。 「まゆちゃんバンソコこれでいい?見て見て!こんなに可愛いのー」 「可愛さよりも、傷口をしっかり保護するやつをくれ」 「…女の子っぽくないんだからって思うのは、あたしが古いのよね。で、なんでそんな傷をこさえたの?」 「ん?」 まゆさんは左手の親指付近に、けっこう深めの切り傷を作っていました。 「まゆちゃんって、しょっちゅうケガしてるわよねー、なんで?女の子なんだから…じゃなくて生き物というのはね、ケガには注意しないといけないものなのよ!」 実は、まゆさんはとてもせっかち。 ただの紙なのに、乱暴に扱うからかなんなのか、しょっちゅう手を切っています。 あまりにしょっちゅうやるので、素早く傷をふさげば、裂けた皮膚がつながるのでは

    湿潤療法 その1 - マメチュー先生の調剤薬局
    kotetumamatomo
    kotetumamatomo 2024/01/15
    私もせっかちで扉開けきる前に動いて肩とかぶつけてます
  • ガールズセラピー その3 - マメチュー先生の調剤薬局

    前回のお話 マメチュー先生が夕方までお出掛けしているため、忙しく働く薬局スタッフ。てんまさんは便秘薬を購入しに来た、ダイエットを行っている患者さんとお話し中。ダイエットにより毛細血管がもろくなってしまったため、あざが出来やすくなったことをこの患者さんは悩んでいるようです。 ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら あざ 「美しく健康的にダイエットしたい場合は、やはりお事の内容が大切になってくると思います」 「そうですよね。このところ、便秘だったんですけど、これってやっぱりダイエットの影響なんだろうなって。肌も荒れてきているみたいだし」 「私も若松さんみたいにきれいになりたいって気持ち、わかります。私と一緒に健康的にダイエットしませんか?ダイエットはやめてしまったら元に戻ってしまいますから、長く楽しく続けられるように」 「いいんですか?」 「ポ

    ガールズセラピー その3 - マメチュー先生の調剤薬局
    kotetumamatomo
    kotetumamatomo 2024/01/10
    マメチュー先生を見習わなきゃだわ
  • ガールズセラピー その2 - マメチュー先生の調剤薬局

    前回のお話 マメチュー先生が夕方までお出掛けしているため、忙しく働く薬局スタッフ。そんな中、USAさんはハーブティーを購入しに来た、糖尿病患者の方とお話し中のようです。そろそろ帰ろうとする患者さんに対し、USAさんはぼそりとつぶやく。 ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 「私はべること大好きだから、事制限されたりしたらほんとつらいだろうなぁ」 「ああ…でも気を付けた方がいいよ。病気になっちゃうから」 気持ちを分かってくれる彼女に、注意を促す患者さん。 「ですよね。こないだなんて”チートデイだー”なんて言って、ケーキとどら焼き、あとはチョコミントにポテトチップスまでべちゃいました」 「分かる!それやるよね。甘いものとしょっぱいもの」 「甘利さんもします?」 「事中にもするよ。焼肉べて、チョコレートべる。そうするとまた焼肉がべた

    ガールズセラピー その2 - マメチュー先生の調剤薬局
    kotetumamatomo
    kotetumamatomo 2024/01/10
    チートデイ、私は毎日チートデイあぁぁ改善しなくては……
  • ガールズセラピーその1 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 秋冬は薬局の繁忙期なのですが、日マメチュー先生は夕方までおでかけ。 管理薬剤師のマメチュー先生ですが、村長とともに都会の薬局を視察に行っているのです。 しかも今日は休み明けの月曜日なので、さらに忙しい。 クラゲさんは丘の下から、高齢で歩くのが困難な患者さん用タクシーを繰り返し行っています。 ということでパゴロウさん以外は、非常勤のパートスタッフばかり。 朝からてんやわんやのてんてこまいです。 ただでさえ繁忙期なのに加え、優しいてんまさん・お話上手なUSAさん等、女性スタッフは患者さんに人気。 そのため彼女たちが出勤の日は、いくらか患者さんの人数が増える傾向にあります。 とはいえ忙しくても、イライラを患者さんに見せてはいけません。 話の長い患者さん相手に、時計を見て忙しいアピールなどをしてはいけないので

    ガールズセラピーその1 - マメチュー先生の調剤薬局
    kotetumamatomo
    kotetumamatomo 2024/01/04
    猫かぶり~仕事だからそれも必要なのね、でも笑っちゃいました
  • 背後にいるのは誰? その2 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 休日の夕方、ポ村には霧が立ち込めていました。 非日常の状況に、ちょっとそわそわしているまゆさんとUSAさんは、宅飲みの買い出し中。 しかしUSAさんは先程から、何かの気配を感じるという。 USAさんは声を潜めます。 「ねぇ。今度は絶対!何かいる。嫌な気配を感じる」 「怖い事いわないでよ。あれじゃない?飛蚊症とかじゃないの?」 「ええええ?飛蚊症!ってなんだっけ?」 「なんか、目の端に蚊みたいなものが飛んでいるような気がしない?」 「え?蚊?蚊っていうよりは、このマスコットみたいなものが…」 「何?マスコット?」 USAさんのイメージ 「あのさ。さっきポ村に来たばかりの時”霧が出ている時は注意して歩きなさい”って言われた話してたじゃん?」 「うん」 「注意するのもそうなんだけど、そもそもポ村の

    背後にいるのは誰? その2 - マメチュー先生の調剤薬局
    kotetumamatomo
    kotetumamatomo 2024/01/01
    明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。村長さんだったか~って、マスコットが……
  • 背後にいるのは誰? その1 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 村を愛し、村を守る ポ村の村長、お掃除中。 その時、村中を霧が覆う。 「もう、夕方でしたね。早く片付けて帰らねば」 夕方になるとポ村では霧が出ることが多いです。 夕暮れ時。 それは昼から夜に変わりゆくとき。 そんなときには”魔物が現れる”などと言われています。 もちろん、このポ村でもそう。 人影の正体… それが人間なのか、それとも魔物が化けたものなのか、分からなくなってしまうのです。 それに加え、辺りは霧に包まれているのですから… 「背後に何かが見える気がする」 突然、変なことをつぶやくUSAさん。 「まだお酒は飲んでないわよぉ。これから一緒に飲むんでしょ。まゆちゃんちで宅飲み」 「っつーかせっかくの休日なのに、霧が出てきてない?さっきから」 「やっぱり?話に夢中になって、なんとなくそうかなぁくらいに思

    背後にいるのは誰? その1 - マメチュー先生の調剤薬局
    kotetumamatomo
    kotetumamatomo 2023/12/29
    逢魔が時なんだろうけどポ村だと可愛いくて楽しめる何かが現れそうな気がする
  • 絆創膏の呼び方 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 「あらクラゲさん、こんにちは。今日もお願いしますね」 穏やかでいつもにこにこしている、患者のきのこさん。 駄菓子屋さんの店主で、よく薬局に顔を出してくれています。 「きのこさん、こんにちは」 「まぁ、マメチュー先生」 「温かい梅湯はどうですか?」 「うふ、ありがとう。美味しそうだわ。いただきます」 梅湯とは、村の特産品である梅干しと梅干し・赤紫蘇が浸かっていた汁、それにすりおろし生姜をお湯を入れたドリンクです。 身体が温まり、この時期は風邪予防にもなります。 「ポ村に住んでいると長生きできそうね。あたしはこちらにお嫁にきてからだけど、マメチュー先生はポ村出身だったかしら?」 「ええ、祖父母の代からポ村です。そういえば、皆長生きでしたよ」 「そうなのね。あたしも頑張らなくちゃ」 USAさんはきのこさんを、

    絆創膏の呼び方 - マメチュー先生の調剤薬局
    kotetumamatomo
    kotetumamatomo 2023/12/29
    生まれも育ちも北海道ですがカットバンですね。サビオは言わないな~
  • 寒い日に飲む甘酒 その3 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 冬の寒さが苦手なまゆさん。マメチュー先生の甘酒で温まっていました。そんな中、甘酒が大好きらしいUSAさん。一人、甘酒のおかわりをしまくっていました。すると… ゴロゴロゴロゴロー 甘酒は身体にいいと言っているのにこの有り様… 「ああああぁ、トイレー!」 「まったく、何してるんだか。やっぱうんこはいらないよね。うん。」 「そういえば、べ過ぎ・飲みすぎるとデブになるという身体のシステムもいらないなぁ」 身体にいいと言われるべ物、飲み物でも摂取しすぎるとやはり身体に悪影響を及ぼすようです。 「やばー。このあと患者さんに対して笑顔作れるかな」 「今くらいがちょうどいいよ。USAはコミュニケーション能力が高いらしいけどさ。その仮面のような嘘くさい笑顔は、逆に不快になる」 「やだ、失礼!笑顔が嘘くさい

    寒い日に飲む甘酒 その3 - マメチュー先生の調剤薬局
    kotetumamatomo
    kotetumamatomo 2023/12/24
    ケンカするほど仲がいいってことかな
  • 寒い日に飲む甘酒 その2 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 冬の寒さが苦手なまゆさん。途中で行き倒れて、クラゲさんに薬局まで運んでもらったようです。 「あったまったー。おかわり欲しいー」 「まゆさん、いつも薬草をありがとうございます。もしよければ、あたたかい甘酒もいかがですか?夏の飲み物ですが、あたたまりますよ」 寒いのが苦手なまゆさんは、薬局ではいつも温かい飲み物をいただいています。 「ありがとうございます。マメチュー先生の甘酒…おいしい…気がする。寒かったし」 ”甘酒、好きになりたいな。もう少しでなれる気がする。大人として甘酒を飲めるようになりたい。憧れの飲み物、べ物の一つ。” まゆさんのこの好き嫌いが多いところが、寒さにすぐ負けてしまう一因でもありそうです。 まゆさんが飲んでいるのはいわゆる飲む点滴と言われている”麹甘酒” 他にも砂糖で甘みを

    寒い日に飲む甘酒 その2 - マメチュー先生の調剤薬局
    kotetumamatomo
    kotetumamatomo 2023/12/20
    甘酒大好きです
  • 寒い日に飲む甘酒 その1 - マメチュー先生の調剤薬局

    ⚫︎物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 【日のまゆさんの防寒具】 裏起毛タイツ、ヒートテックのインナー、使い捨てカイロ、イヤーマフ、マフラー、手袋、厚手の下等 「ここまでしても寒さを防げない人間の体ってなんなの?よく絶滅しなかったよね。いくらなんでも弱すぎない?」 体中に体毛がなくたって、こんなに寒い思いをしなくて済むように、進化してくれればいいのに。 そもそもこれ以上、体毛いらない。 髪の毛、まつげ、眉毛以外のムダ毛はいらない。 ほんとは眉毛も最初からある程度整っていてほしい。 あとは病とかに簡単に負けない身体になって欲しいし、還暦くらいまでは若々しい外見と脳みそでいてほしい。老いるの早すぎなんだよ。 汗もいらないね。気持ち悪い。 体温を下げるっていうけどさ。もうちょっと他に方法なかったもんかね? そんでね、睡眠もとり過ぎだよね。 人生

    寒い日に飲む甘酒 その1 - マメチュー先生の調剤薬局
    kotetumamatomo
    kotetumamatomo 2023/12/20
    夜中のトイレほど要らないと思うものはないですよね