2020年2月22日のブックマーク (1件)

  • 『時間とテクノロジー』雑感、それと自由のゆくえ - シロクマの屑籠

    時間とテクノロジー 作者:佐々木俊尚発売日: 2019/12/17メディア: 単行(ソフトカバー) 週末、佐々木俊尚さんの近著『時間とテクノロジー』を読んだ。自動車運転やVRも含めた情報通信テクノロジーに私たちが完全に包まれて、お膳立てされ、環境そのものが知能を持つようになった近未来について考えさせてくれるだ。 近未来が、このに書いてあるとおりになるかはわからない。それでも、「テクノロジーの進歩によって人間の世界の捉え方が変わる」というテーマの大筋は間違っていないだろうし、いくつかの具体例には説得力を感じた。 たとえばレコードを買っていた時代からストリーミング配信の時代に変わったことで音楽の受け止め方が変わり、「古い時代の曲も新しい時代の曲も懐かさを伴わなくなる」というのはわかる話だ。また、デジタル録画が鮮明になればなるほど、鮮明すぎる過去の録画から郷愁を感じとることは難しくなる。

    『時間とテクノロジー』雑感、それと自由のゆくえ - シロクマの屑籠
    kotobanoniwa
    kotobanoniwa 2020/02/22
    “ごく一握りの優れたアーキテクチャ設計者やAIがますます権力を委任されるようになり、一般大衆が彼らに委ね続けていれば、一般大衆は政治の主体でも権力の主体でもなくなってしまう”『国家・企業・通貨』に通じる